【2024年版】キャンプ場・バーベキュー場の運営に適した予約システム5選|導入前に確認するべき選定ポイント

【2024年版】キャンプ場・バーベキュー場の運営に適した予約システム5選|導入前に確認するべき選定ポイント

新型コロナウイルス感染症拡大により、多くの人が集まって行うイベントなどが制限され、密を避けた遊びであるキャンプの人気が高まりました。

家族でバーベキューなどをして楽しむ人もいれば、1人で焚火などを楽しむソロキャンプをする人もおり、コロナ禍後の現在、老若男女関係なく楽しめる人気の遊びとして確立してきていると言えるでしょう。

しかし一方で、今まで少人数でキャンプ場を営んでいた人や予約対応などを電話で受け付けていた人にとって、予約者の増加は予約管理の難しさへとつながっています。予約管理に時間を取られてしまい、他の業務へ支障をきたすことも少なくありません。

そこで今回は、キャンプ場・バーベキュー場を運営するにあたっておすすめの予約システムを紹介します。また、数ある予約システムの中から導入を検討する上で考慮するべき選定ポイントも含めて説明します。

bizly公式YouTubeチャンネルの動画でも、キャンプ場・バーベキュー場の運営に適した予約システムをご紹介しております。ぜひご覧ください!

キャンプ場・バーベキュー場における課題

予約対応時間の限界

キャンプ場やバーベキュー場の予約を電話、メールなどを使って受け付けている場合、営業時間内しか予約を受け付けられません。そのため、休業日や、営業時間外に予約を行いたい利用者を損失する可能性が高くなります。

また営業時間中でも、実際の来訪時の対応もあり、必ず電話に出られるわけではありません。話がつながるまで何度も電話をかけるのは面倒になり、利用者はあきらめてしまう可能性が高まります。

顧客不満度

天候が安定し、アウトドア活動が多くなる季節には、多くの人々がキャンプやバーベキューを楽しむためにキャンプ場やバーベキュー場を利用します。特に、週末は混雑することがあり、場所が不足して利用者がストレスを感じることがあります。

また、キャンプに必要な備品を揃えるため、忙しさのために何かを忘れてしまい、スムーズにキャンプ場の魅力を楽しむことができません。キャンプ前に備品を準備する手間や負担が理由でキャンプを諦める人がいることは理解できます。

キャンプ場の運営で予約システムに求める機能

オプション機能の有無

キャンプ場予約の際には、テントやバーベーキューセットなど備品オプション予約機能が必須となります。予約する際に、オプションを選べるシステムを導入することで当日受付スタッフとのやり取りがスムーズになります。

あらかじめ、オプションの在庫などを予約者側も把握できるので、キャンプ場に到着してから在庫が足りなくて備品の使用が制限されるなどが起こりにくくなります。

24時間予約可能

電話予約や営業時間内のみ予約を受け付けているキャンプ場は機会損失が起こっている可能性が高いです。そこで、24時間365日いつでも予約できる予約システムを導入することで、予約者側も思い立ったらすぐ気軽に予約することができます。実際に予約システムを導入する施設運営者のほとんどが売り上げ向上につながっています。

キャンセル対策のリマインドメール

キャンセル対策のために、リマインドメール機能が搭載されている予約システムを選択することがおすすめです。特に、人数が限られているキャンプ場では1つのキャンセルが大きな損害をもたらします。このような損害を減らしていくためにも、1週間前や前日などにリマインドメールを自動送信できる機能は重要です。

キャンペーンやクーポンなどを知らせるメルマガ配信機能

キャンペーンなどのメルマガ配信機能は、定期的に利用者へのアプローチを可能とします。システムによっては、管理している顧客データから特定の人へのメール配信が可能なので、アプローチしたい顧客や常連客に対してキャンペーンのお知らせやクーポンなどを送ることができます。オプションサービスなどが多くあるキャンプ場運営にとって、一部の無料貸し出しキャンペーンなどは有効なマーケティング手法です。

予約システムを選択する上でのポイント

導入事例があるか

予約システムを導入する上で、導入事例や対応業種・業態を調べていく必要があります。予約システムは、数多くありますが導入実績は大きく異なります。スクール運営の実績は多いが、キャンプ場の実績は全くないなどの可能性もあるので、自身の業種・業態の事例があるのか予約システムの公式サイトからチェックすることをおすすめします。

決済機能

予約される際に、システム上で決済機能があると業務の効率化・省人化が加速していきます。決済機能では、顧客との現金のやり取りがなくなるほか、当日キャンセル防止にもつながります。

対応しているクレジットカードの種類や決済手数料などは、サービスによっても違いがあるので確認が必要です。

無料プラン

予約システムを選択する際には、無料プランから導入することがおすすめです。ほとんどのシステムで無料プランやトライアルプランなどが用意されているので、実際に使用して使いやすさや機能の豊富さなどを確認してください。無料プランから有料プランに変更することもかんたんにできるので、予約システムの使用感を試したうえで有料プランへの移行をおすすめします。

キャンプ場・バーベキュー場予約システム5選

実際に、キャンプ場・バーベキュー場向けのサービスが充実している予約システムを5つ例に挙げて比較していきます。

RESERVA(レゼルバ)

画像引用元:RESERVA公式サイト

RESERVA(レゼルバ)」は導入数28万社を超え、予約システムで国内シェアトップクラスの実績を誇るクラウド型予約管理システムです。業界・業種問わずあらゆるビジネスに対応しており、350種類以上の業態で利用されています。

アカウント発行から予約システム作成完了までは最短で3分と、すぐに始められるのが特徴です。最大100種類以上の機能をフル活用することで、予約業務の省力化・効率化のほか、集客力向上も実現します。スタートアップから大手企業まで、多くの企業にとって便利な施設予約管理や事前予約決済(オンライン決済機能)といった機能を豊富に持ち、予約業務・顧客管理業務のDX化を支援する最先端の予約ソリューションを提供しています。

画像引用元:RESERVA公式サイト「アウトドア業界向けの予約システム」特設ページ

また、RESERVAには運営者の負担を減らし、よりよいバーベキュー場やキャンプ場づくりを目指す機能が多数搭載されています。

まず、「オプション機能」です。この機能は、追加のサービスや予約当日に貸し出す備品を設定できる機能です。予約時にオプションを選択するため、事前準備の時間を確保できます。

次に、「キャンセル待ち機能」です。当機能は、予約枠のキャンセル時にキャンセル待ちの申込者に通知メールを自動または手動で配信します。これにより、キャンプ場・バーベキュー場の運営者はキャンセルごとに手動でメールを送る必要がなくなります。

さらに、「多言語設定機能」です。本機能は予約サイトの「営業時間」や「お問い合わせ」などの固定文言やボタンを自動で外国語表示に切り替えます。対応言語は日本語、英語、中国語(簡体・繁体)、韓国語、タイ語の合計6言語です。この機能により、日本を訪れる外国人観光客も簡単に予約できます。

【キャンプ場・バーベキュー場にオススメの機能】
・オプション設定機能
・団体予約機能
・キャンセル待ち機能
・予約リマインドメール機能
・メルマガ配信機能
・在庫管理
・オンラインカード決済機能
・多言語設定機能

→RESERVAの機能の詳細はこちら

【料金プラン・月額料金】(税込)

プラン名初期料金月額料金(年払い)月間予約件数
フリープラン0円0円/月50件
ブループラン0円3,520円/月200件
シルバープラン0円5,500円/月500件
ゴールドプラン0円11,000円/月1,000件
エンタープライズプラン0円22,000円/月2,000件
スイートププラン0円46,200円/月4,000件

→RESERVAの料金表の詳細はこちら

導入事例

画像引用元:予約DX研究所 導入事例

予約DX研究所サイトでは、以下のように、キャンプ場の予約システムを導入した企業・団体の生の声が紹介されています。

見るだけのホームページとは異なり、予約サイトは見やすさだけでなく実際の操作のしやすさまで求められますので、RESERVAはその点が全く心配なく事業者にもお客さんにとっても操作しやすい予約システムだと感じています。

RESERVA活用事例|ホタルのさと石原西まちなかキャンプ場【宿泊施設・キャンプ場】

予約管理をシステムに一任できるので、予約管理にかかる時間が大幅に削減され、基本的な予約管理以外の他の仕事ができるようになりました。また、予約システムを提供することによって、お客様に安心感や信頼性をもってもらえるようになったことも変化のひとつです。さらに予約システム導入後、予約件数が約20%増加しました。

RESERVA活用事例|フォレストパークおいらの森【宿泊施設・キャンプ場】

キャンプ場・バーベキュー場のサンプルサイト】

画像引用元:RESERVA公式サイト「キャンプ場のための
予約システム」

→RESERVAのキャンプ場のサンプルサイトはこちら

画像引用元:RESERVA公式サイト「バーベキュー(BBQ)
のための予約システム」

→RESERVAのバーベキュー場のサンプルサイトはこちら

STORES(ストアーズ)予約

画像引用元:STORES予約公式サイト

STORES予約は、180種類以上の業種に対応し、累計導入社数は15万を超えている予約システムです。無料プランを含めた5種類の料金プランがあり、有料プランは7日間試用することが可能です。初めて予約システムを利用する方でもかんたんに予約サイトを作成でき、決済から顧客管理まで包括的な機能が網羅されています。

キャンプ場・バーベキュー場にオススメの機能
・基本的な予約機能
・予約カレンダー埋め込み機能
・オプション予約機能
・顧客アンケート機能

【料金プラン・月額料金】(税込)

プラン名初期費用月額費用(年間契約)月間予約件数
フリープラン0円0円~/月50件
スモールプラン0円9,790円~/月200件
チームプラン0円19,690円~/月300件
スタンダードプラン0円28,600円~/月2,000件
エンタープライズプラン0円66,000円~/月5,000件

リザエン

画像引用元:リザエン公式サイト

リザエンは、200業種以上の幅広いシーンに対応可能なSaaS型予約管理システムです。サーバーの24時間365日監視・運用体制などによるセキュリティ性の高さから、自治体・官公庁、大学等学校法人、グローバル企業など、幅広く活用されています。

エンタープライズ版では個別カスタマイズに対応しているため、キャンプ場・バーベキュー場の運営にも適した機能を追加できます。

キャンプ場・バーベキュー場にオススメの機能】
・キャンセル待ち機能
・利用開始/終了リマインダー機能
・オプション機能
・クレジットカード決済機能

【料金プラン・月額料金】(税込)

プラン名初期費用月額利用料月間予約件数
ビジネス版25,000円15,000円~/月500件
※500件を超過ごとに月額5,000円の従量課金
エンタープライズ版(カスタムプラン)100,000円28,500円~/月無制限
エンタープライズ版(エクスパンドプラン)200,000円+サーバー初期費用30,000円~/月+サーバー利用月額無制限

SELECTTYPE(セレクトタイプ)

画像引用元:SELECTTYPE公式サイト


SELECTTYPE(セレクトタイプ)は、多種多様な170以上のテンプレートからデザイン性に富んだ予約フォームなどを作成できるサービスです予約フォーム以外にも、ホームページやイベント告知、メールフォームやアンケートフォームの作成も可能です。業種・業態に合わせてテンプレートが用意されており、マニュアルも充実しています。

また、使用可能な機能は多くないものの、月間予約可能件数が無料プランから無制限である点で利便性があります。ホームページや予約システム作成に関してのテンプレートが豊富なためデザイン性の高いサイトが作成できます。

【キャンプ場・バーベキュー場にオススメの機能】
・基本的な予約機能
・利用開始/終了リマインダー機能
・メールマガジン配信機能
・多言語機能

【料金プラン・月額料金】(税込)

プラン名初期費用月額利用料月間予約件数
フリープラン0円0円~/月無制限
ベーシックプラン要問合せ1,650円/月無制限
プロフェッショナルプラン要問合せ3,300円/月無制限
プレミアムプラン要問合せ11,000円/月無制限

ChoiceRESERVE(チョイスリザーブ)

画像引用元:ChoiceRESERVE公式サイト

ChoiceRESERVE(チョイスリザーブ)は、2010年にサービス開始して以来、大手企業から中小企業まで4,000件を超える導入実績を持つ予約システムです。当予約システムは、サービス開始時から積み上げてきた実績を活かし、利用者のニーズに合わせた最適なパッケージを提案しています。200種類を超える業種に対応しており、キャンプ場・バーベキュー場での運用も可能です。

ChoiceRESERVEでは、導入時に手厚いサポートが受けられます。セキュリティに精通した専門チームが疑問点や実装方法などを丁寧に答えてくれるため安心して使用可能です。

キャンプ場・バーベキュー場にオススメの機能
・予約管理カレンダー機能
・自動配信メール機能
・備品の在庫管理
・キャンセル待ち機能

【料金プラン・月額料金】(税込)

プラン名初期費用月額利用料月間予約件数
Aコース33,000円22,000円/月300件
Bコース33,000円44,000円/月2,000件
Cコース33,000円88,000円/月5,000件
Dコース33,000円176,000円/月10,000件
エンタープライズプラン33,000円要問合せ10,001件以上

まとめ

今回は、キャンプ場・バーベキュー場に導入するべき予約システム5選を紹介しました。近年では、キャンプブームのためキャンプ場利用者が急増しています。その中で、予約を手動で受け付けているキャンプ場は、通常業務に加え予約業務が急増していることでしょう。

そこで、業務の急増を避け、予約受付の効率化・省人化を達成させる予約システムがおすすめです。前述のとおり、予約システムの導入は、予約業務の自動化に加え、機会損失をなくすため売り上げの向上にもつながります。予約システムの導入を迷っているキャンプ場運営者は、ぜひ今回紹介した予約システム6つを参考に検討してみてください。