
採用面接や個別相談、オンライン商談が増えると、面談そのものだけでなく、前後の調整業務にも時間がかかります。候補日の確認や日程変更への対応、オンライン会議URLの案内、リマインド連絡など、面談に付随する作業が少なくないためです。
特にメールで日程調整を行っている場合、担当者側は候補日の提示や再調整に追われ、予約者側も複数のメールを見比べながら日程を選ばなければなりません。面談件数が増えるにつれて、こうした調整業務にかかる工数も大きくなります。
面談予約システムを活用すると、日程調整や案内業務をオンライン上で進められます。予約者が空き枠から日時を選択できるほか、システムによってはリマインド通知やオンライン会議URLの案内、事前アンケートなどの機能も利用できます。
本記事では、採用面接や個別相談、オンライン面談に活用しやすい面談予約システム5選を取り上げます。導入前に確認したい機能や、比較時に注意したいポイントもあわせて整理します。
面談予約業務で発生しやすい課題
日程調整やオンライン面談時の案内、情報管理、リマインド通知など、面談予約業務で発生しやすい課題を見ていきます。
面談日程の調整
採用面接や個別相談では、候補日を調整するだけでも手間がかかります。面接官や相談担当者が複数いる場合は、それぞれの空き時間を確認しながら、予約者に提示できる候補日を整理しなければなりません。
メール中心の運用では、誰にどの候補日を案内したのかわかりにくくなることがあります。日程変更が入った場合は、再調整に加えて、管理表の更新や関係者への共有も必要です。対応が重なると、確認漏れや二重予約の原因にもなります。
面談予約システムを利用すれば、予約者が空き枠を確認しながら日時を選択できます。担当者別の予約枠設定や外部カレンダー連携に対応しているシステムであれば、担当者ごとの空き時間を反映しながら日程調整を進められます。
オンライン面談時の案内業務
オンライン面談では、日時が決まった後にZoomやGoogle Meetなどの会議URLを案内する必要があります。手動でURLを発行し、個別にメール送信している場合、送付漏れや記載ミスが起こりやすくなります。
また、面談日時が変更になると、案内内容も更新しなければなりません。複数のメールが行き交うと、予約者が古いURLを参照したり、担当者側で最新の案内状況を把握しづらくなったりすることもあります。
Zoom連携やオンライン会議URLの自動発行に対応したシステムであれば、予約確定後の案内業務を減らせます。オンライン面談が多い運用では、日程変更時の通知やリマインドメールまで自動化できるかどうかも重要な比較項目です。
予約情報と顧客情報の管理
面談では、予約日時だけでなく、氏名、連絡先、相談内容、希望職種、参加目的などの情報も扱います。紙の管理表や表計算ソフトで管理している場合、予約情報を手作業で転記する運用になりやすく、更新漏れや入力ミスも起こりがちです。
面談直前になって必要な情報が見つからず、過去のメールを探し直す場面もあります。担当者が複数いる場合は、情報の共有方法が統一されていないと、面談前の確認にも時間がかかります。
予約フォームや事前アンケートを設定できるシステムであれば、予約時点で必要な情報を収集できます。入力項目の自由度や、取得した情報を管理画面で一覧確認できるかどうかは、システム選定時に確認しておきたいポイントです。
リマインド通知
面談予約では、予約忘れや当日キャンセルへの対応も避けられません。特に採用面接やオンライン相談では、面談直前に確認連絡を入れる運用もあります。
予約日前日や当日にリマインドメールを自動送信できれば、個別の確認連絡を減らせます。参加URLや注意事項をまとめて案内できるか、通知タイミングを細かく設定できるかによって、実際の運用負荷も変わります。
導入後の運用範囲
面談予約システムは、採用面接だけでなく、会社説明会、オンライン相談会、社内面談などにも活用できます。
用途が広がると、予約タイプや受付方法、必要な入力項目も変わります。面談予約だけでなく、説明会やセミナー受付にも利用したい場合は、予約タイプの種類や設定変更の自由度を確認しておくと、自社の運用に合うシステムを選びやすくなります。
面談予約システムおすすめ5選
ここからは、採用面接や個別相談、オンライン面談などに対応する面談予約システムを5つ取り上げ、それぞれの特徴や主な機能、利用シーンを紹介します。
RESERVA

【サービス概要】
RESERVAは、採用面接、個別相談、オンライン面談、説明会予約などに対応できるクラウド型予約システムです。予約受付に加え、顧客管理、自動メール、Zoom連携、予約時アンケート、オンライン決済など、面談前後の業務に関わる機能を幅広く備えています。
予約者は空き枠を確認しながら日時を選択でき、管理者側は予約情報や顧客情報を一つの管理画面で確認できます。候補日調整のメール対応を減らせるだけでなく、予約確定後のリマインド通知やオンライン会議URLの案内も自動化しやすい点が特徴です。
採用面接や学校説明会、オンラインカウンセリング、士業の無料相談など、事前調整が多い業務と相性のよいサービスです。面談予約に限らず、セミナー受付、施設予約、スクール運営などにも展開できるため、複数用途の予約管理を一元化したい事業者にも向いています。
【主な機能】
担当者別予約、Zoom連携、Googleカレンダー連携、予約時アンケート、自動メール配信、リマインド通知、顧客管理、オンライン決済などを利用できます。
採用面接や個別相談向けの予約だけでなく、説明会、オンラインイベント、スクール受付など、用途に応じて予約タイプを切り替えられる点も特徴です。予約受付から面談後のフォローまでを一つの流れで管理したい場合に適しています。
【料金プラン・月額料金】(税込)
| プラン名 | 初期料金 | 月額料金(年払い) |
| フリープラン | 0円 | 0円 |
| ブループラン | 0円 | 3,850円 |
| シルバープラン | 0円 | 6,600円 |
| ゴールドプラン | 0円 | 13,200円 |
| エンタープライズプラン | 0円 | 23,100円 |
| スイートプラン | 0円 | 46,200円 |
→ RESERVAの料金表の詳細はこちら
【どんな事業者に向いているか】
採用面接や個別相談など、日程調整と案内業務の両方を効率化したい事業者にとって、有力な選択肢の一つです。説明会やセミナー受付、スクール運営などにも展開しやすい点が魅力です。
→ RESERVA公式サイトはこちら
TimeRex(タイムレックス)

【サービス概要】
TimeRexは、日程調整業務に特化した予約システムです。GoogleカレンダーやOutlookカレンダーと連携し、担当者の空き時間をもとに候補日時を自動で表示できます。
予約ページURLを共有するだけで日程調整を進められるため、採用面接やオンライン商談など、候補日調整のやり取りが多い場面で活用されています。顧客管理や複数メニューの運用まで広く管理するというより、日程調整をシンプルに効率化したい場合に検討しやすいサービスです。
【主な機能】
GoogleカレンダーやOutlookカレンダーとの連携、自動日程調整、Zoom連携、Web会議URLの発行、リマインド通知などを利用できます。
担当者ごとのスケジュールを反映できるため、複数人で面談対応をする場合にも活用できます。面談前後の情報管理よりも、候補日提示から日程確定までの作業を効率化したい場合に適しています。
【料金プラン・月額料金】(税抜)
| プラン名 | 初期料金 | 月額料金(年払い) |
| フリープラン | 0円 | 0円 |
| ベーシックプラン | 0円 | 750円 |
| プレミアムプラン | 0円 | 1,250円 |
→ TimeRexの料金表の詳細はこちら
【どんな事業者に向いているか】
採用面接やオンライン商談など、日程調整の負担を減らしたい場合に検討しやすいサービスです。既存の外部カレンダーと連携しながら、面談日時をスムーズに確定したい事業者に向いています。
→ TimeRex公式サイトはこちら
STORES予約

【サービス概要】
STORES予約は、個別相談、オンラインレッスン、カウンセリング予約などに活用できる予約システムです。予約ページの作成やメニュー設定の流れが比較的わかりやすく、初めて予約システムを導入する事業者でも始めやすい構成です。
オンライン面談にも対応しており、Zoom連携を使った予約運用も可能です。予約受付から顧客管理、事前決済まで同じ管理画面で扱えるため、小規模な面談予約やオンラインサービスの受付にも取り入れやすいサービスといえます。
【主な機能】
予約カレンダー作成、Zoom連携、顧客管理、自動メール配信、事前決済、回数券、月額課金などを利用できます。担当スタッフごとの予約受付にも対応しているため、個別相談やスクール運営にも活用できます。
STORES決済やネットショップ機能とあわせて使える点も特徴です。予約受付とオンラインサービス運営をまとめて管理したい場合に、検討しやすい選択肢です。
【料金プラン・月額料金】(税込)
| プラン名 | 初期料金 | 月額利用料 |
| フリープラン | 0円 | 0円 |
| スモールプラン | 0円 | 9,790円 |
| チームプラン | 0円 | 19,690円 |
| ビジネスプラン | 0円 | 28,600円 |
| エンタープライズプラン | 0円 | 66,000円 |
→ STORES予約の料金表の詳細はこちら
【どんな事業者に向いているか】
オンライン相談や個別レッスンなど、比較的シンプルな予約運用を想定している事業者に適したサービスです。予約受付だけでなく、決済や継続課金もまとめて管理したい場合にも適しています。
→ STORES予約公式サイトはこちら
ChoiceRESERVE(チョイスリザーブ)

【サービス概要】
ChoiceRESERVEは、採用面接、個別相談、施設予約など、法人利用を前提とした予約管理にも対応できるシステムです。顧客情報管理、権限設定、複数拠点管理など、組織的な運用を支える機能を備えています。
担当者や拠点、管理権限を分けて運用したい場合に検討しやすいサービスです。部門をまたいだ面談予約や、拠点ごとの受付管理が必要なケースでは、予約受付だけでなく管理体制まで整理できます。
【主な機能】
担当者別予約、顧客管理、予約フォーム作成、自動メール配信、オンライン決済、Zoom連携、権限管理などを利用できます。
予約フォームの項目も細かく設定できるため、事前ヒアリングが必要な面談運用にも対応しやすい構成です。予約受付だけでなく、誰がどの範囲を管理するのかまで整理したい場合に向いています。
【料金プラン・月額料金】(税込)
| プラン名 | 初期料金 | 月額料金 |
| Aコース | 33,000円 | 22,000円 |
| Bコース | 33,000円 | 44,000円 |
| Cコース | 33,000円 | 88,000円 |
| Dコース | 33,000円 | 176,000円 |
| Enterprise | 33,000円 | 要問合せ |
→ ChoiceRESERVEの料金表の詳細はこちら
【どんな事業者に向いているか】
複数担当者による面談運用や、拠点ごとの予約管理を行う事業者に向いています。採用面接や法人向け相談窓口など、一定規模以上の予約管理を行う場合にも適しています。
→ ChoiceRESERVE公式サイトはこちら
SELECTTYPE(セレクトタイプ)

【サービス概要】
SELECTTYPEは、予約フォームやアンケート項目を細かく設定できる予約システムです。採用面接、個別相談、オンラインセミナーなど、予約時に事前ヒアリングをしたい業務で使いやすいサービスです。
フォーム作成の自由度が高く、取得したい情報に合わせて入力項目を調整できます。相談内容、希望条件、参加目的、連絡事項などを予約時点で確認できるため、面談前の準備にも役立ちます。
【主な機能】
予約フォーム作成、事前アンケート、自動メール配信、Zoom連携、顧客管理、回数券、月額課金、イベント予約などを利用できます。
予約タイプの種類も多く、面談予約だけでなく、説明会やイベント受付にも活用できます。入力項目や予約フローを細かく調整できるため、予約時点で必要な情報を集めておきたい場合に適しています。
【料金プラン・月額料金】(税込)
| プラン名 | 初期料金 | 月額料金 |
| フリープラン | 0円 | 0円 |
| ベーシックプラン | 0円 | 1,650円 |
| プロフェッショナルプラン | 0円 | 3,300円 |
| プレミアムプラン | 0円 | 11,000円 |
→ SELECTTYPEの料金表の詳細はこちら
【どんな事業者に向いているか】
採用面接や個別相談など、予約前に相談内容や希望条件を把握しておきたい運用で活用しやすいサービスです。
→ SELECTTYPE公式サイトはこちら
よくある質問(FAQ)
Q1. 面談予約システムはオンライン面談にも対応できますか?
はい、ZoomやGoogle Meetと連携できるシステムであれば、オンライン面談にも対応できます。予約確定と同時に会議URLを自動発行できるサービスもあり、URL案内やリマインド通知までまとめて管理できます。
オンライン面談件数が多い場合は、Zoom連携の有無が重要です。手動でURLを発行していると、日程変更時の案内更新や再送対応が増えやすくなります。
Q2. 採用面接でも利用できますか?
はい、採用面接でも利用できます。担当者別の予約枠設定や外部カレンダー連携に対応していれば、面接官ごとの空き時間を反映しながら候補日を提示できます。
メールで面接日程を調整している場合、候補日の確認や再調整に時間がかかります。面談予約システムを利用すれば、応募者が空き枠から日時を選択できるため、採用担当者の調整負担を抑えられます。
Q3. 複数担当者での運用にも対応していますか?
複数担当者での予約受付に対応しているシステムもあります。担当者別に予約枠を設定できる場合、面接官や相談担当者ごとの空き時間を反映しながら予約を受け付けられます。
ただし、担当者管理に対応していないシステムでは、管理表や社内共有を別途おこなう必要があります。複数人で面談対応をする場合は、担当者別予約、外部カレンダー連携、権限管理などの機能が比較のポイントです。
Q4. 面談前に相談内容を確認できますか?
予約フォームや事前アンケート機能を使うことで、相談内容や希望条件などを事前に収集できます。採用面接であれば希望職種や応募経路、個別相談であれば相談内容や参加目的などを入力項目として設定できます。
面談前に必要な情報を整理しておくことで、当日のヒアリングを進めやすくなります。入力項目の自由度や、回答内容を管理画面で確認できるかどうかも、導入前に確認しておきたい項目です。
Q5. 無料で利用できる面談予約システムはありますか?
無料プランを提供している予約システムもあります。ただし、Zoom連携、担当者管理、リマインド通知、外部カレンダー連携などは、有料プランでのみ利用できるケースがあります。
無料プランを検討する場合でも、現在の面談件数だけで判断せず、今後の運用範囲も含めて確認することが大切です。採用面接やオンライン相談の件数が増える見込みがある場合は、必要な機能がどのプランに含まれているかを事前に確認しましょう。
まとめ
面談予約システムを導入することで、採用面接や個別相談、オンライン面談における日程調整や案内業務の負担を軽減できます。予約者が空き時間を確認しながら日時を選択できるため、候補日調整のやり取りを減らせます。
比較時は、Zoom連携、担当者別の予約管理、事前アンケート、リマインド通知、外部カレンダー連携などが重要です。面談予約に加えて説明会や相談会、セミナー受付にも活用する予定がある場合は、予約タイプの種類や設定変更の柔軟性も確認しておきましょう。
面談予約システムは、単に予約を受け付けるためのツールではなく、面談前後の確認作業や情報共有を整えるための仕組みとしても活用できます。自社の面談件数や運用体制に合わせて必要な機能を整理することが、継続して使いやすいサービス選びにつながります。