AI×バイオ生産を行うdigzyme(ディグザイム)、プレシリーズAによる資金調達を実施

AI×バイオ生産を行うdigzyme(ディグザイム)、プレシリーズAによる資金調達を実施

【株式会社digzyme】
バイオインフォマティクスで物質生産プロセスに変革を起こし環境と経済を両立するdigzyme(東京都文京区、代表:渡来直生)は、DEEPCORE(東京都文京区、代表:松尾豊)、ANRI(東京都渋谷区、代表:横尾敬介)、Plug and Play Ventures(米国シリコンバレー、代表:ヴィンセント・フィリップ)らに対する第3者割当増資により約1.5億円を調達を実施した。

画像引用元:digzyme公式サイト

企業の活動において環境への配慮が求められる時代に突入しつつある今、バイオプロセスおよびその生産物であるバイオ化学品は、物質生産における環境負荷を低減するソリューションとして期待されている。一方で、産業化に耐えうるバイオプロセスを開発するのは依然として困難であり、さらなる最適化技術が求められている。

同社は、そのソリューションとして、生命科学と情報科学の融合領域であるバイオインフォマティクスを中心としたプラットフォーム技術を提供し、開発コストを下げ、多様なバイオ化学品を生み出すことで、より広い市場に対してバイオプロセス・バイオ化学品の導入を可能にする。

今回の資金は酵素開発のプラットフォームの強化として、収率を向上させるための酵素改変技術の拡張と、これを活用した具体的な開発パイプラインの立ち上げ研究に使用される。すでに2つのバイオプロセス、酵素開発に着手していて、他にも数本の開発パイプラインを立ち上げ予定だ。また、共同開発として企業・アカデミアとの連携を強化していく。

digzyme公式サイト
https://www.digzyme.com/

会社概要
会社名:株式会社digzyme
代表者:渡来直生
設 立:2019年8月
所在地:〒113-0033 東京都文京区本郷 5-25-18 ハイテク本郷ビル1F
事業内容:
・計算機科学による酵素遺伝子配列探索
・化合物生産のための酵素反応経路設計
資本金:1535万円