PicoCELA（ピコセラ）、ラグナマリーナが管理するクラブハウスと係留桟橋を含む海洋上のWi-Fi化に成功

【PicoCELA株式会社】
無線通信製品やクラウド監視システムの販売を行うPicoCELA（東京都中央区、代表：古川浩）は、三河湾ネットワーク（愛知県蒲那市、代表：小野哲彦）協力のもと、ラグナマリーナが管理するクラブハウスおよび係留桟橋を含む海洋上のWi-Fi化に成功した。

同社は設置パートナーの三河湾ネットワーク協力もと、7haにわたる広大な海洋上をWi-Fi化することに成功した。多くの人が訪れる施設でのWi-Fi提供は、いまやインフラの一部として当たり前になりつつある。クラブハウスだけではなく、停泊した船内でもインターネットを活用するにはWi-Fi化が必須であるが、マリーナの特性上、大多数が屋外部分の設備であるため実現には多くの懸念点があった。

Wi-Fi化するにあたりコスト面や、海上でのケーブル・電源の設置および取扱が課題視されていた。同社は、防塵防水の屋外無線LAN「PCWL-0410」を導入することでLANの配線を最小限にし、コストを抑えることに成功。対象エリアに対して無線不感地帯のない良好な電波環境を提供する。各「PCWL-0410」は、同社のエンタープライズ無線メッシュ技術によりLANケーブル配線なく無線中継によって接続される。また、ケーブルテレビ事業を展開する三河湾ネットワークの協力のもと、桟橋の上下に合わせてケーブルの長さが一定になるような設備を導入し、機器の取り扱いに関する問題を解消した。同社は様々な環境へ適応し、安定したWi-Fiネットワーク環境を提供することで、利用者の課題解決に貢献する方針だ。

ピコセラ公式サイト
https://www.picocela.com/