キヤノンメディカルシステムズ、別府市医師会でコロナ検査システムが採用

キヤノンメディカルシステムズ、別府市医師会でコロナ検査システムが採用

【キヤノンメディカルシステムズ株式会社】
キヤノンメディカルシステムズ(栃木県大田原市、代表:瀧口 登志夫)の「新型コロナウイルス迅速遺伝子検出システム」が別府市医師会に採用された。

同社検出システムは検体を採取後、結果を得るまで約30分という速さだ。同時に多人数を検査し、1日に150件の検査できることから、市民の陰性確認検査に適しているとの判断で採用された。

別府市「PCR検査センター」では、無症状の市民や市内への通勤通学者、観光客を対象に予約不要、無料で検査を開始している。検査希望者は、PCR検査センターで自ら唾液検体を採取し提出。検体は、別府市医師会地域保健センター衛生検査所に運ばれ、同社の「等温増幅蛍光測定装置 Genelyzer FII」、検出試薬「LAMPdirect」「 Genelyzer KIT」を使用して検査する。結果は15時までの受付であれば当日、15時以降であれば翌日12時までに、陽性者のみ電話で通知される。

今後、観光地の飲食店や市民モニタリング検査を検討する自治体のコロナ対策へ貢献が期待される。