ファイザー、NTTデータと臨床研究の業務効率化に向けた共同研究を推進

ファイザー、NTTデータと臨床研究の業務効率化に向けた共同研究を推進

【ファイザー日本法人】
新型コロナウイルスのワクチンなどの医薬品開発に取り組むファイザー(東京都渋谷区、代表:原田明久)は、臨床研究における臨床データの収集およびデータ品質点検の効率化の共同研究をNTTデータと開始することを発表した。

一般的に臨床データは電子カルテを含む複数の原資料から収集され、電子カルテのデータを原資料として利用する場合、医療機関では電子カルテおよび臨床データ収集システムへの入力作業が必要で、重複した作業が発生している。

今回の共同研究では、電子カルテのデータを国際標準に準拠して効率的に変換・転送するソリューションを開発し、重複する入力作業とデータ点検作業を大幅に軽減することにより、医療機関・製薬企業双方に有益な新しい臨床研究の仕組みの実現を目指す。

具体的には、NTTデータはCDISC標準形式の臨床研究報告用ファイルへの変換機能を有するソリューション提供、各種設定、プログラム改修を行い、ファイザーは研究に必要な臨床研究情報と医療機関のファイル作成の環境を提供する。

また、臨床研究に関するデータや業務手順の情報、アプリケーションソフトウェアの利用に必要となる施設環境は国立がん研究センター東病院(千葉県柏市、病院長:大津 敦)が協力する。

ファイザー 公式サイト
https://www.pfizer.co.jp/pfizer/index.html

会社概要
会社名:ファイザー日本法人
代表者:原田明久
設 立:1953年8月
所在地:〒151-8589 東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル
事業内容:医療用医薬品の製造・販売・輸出入
資本金:2510億円