メドリング、ベトナムでクラウド型診療支援システム「MEDi」ベータ版の先行リリースを開始決定

メドリング、ベトナムでクラウド型診療支援システム「MEDi」ベータ版の先行リリースを開始決定

【メドリング株式会社】
ベトナムで医療デジタルトランスフォーメーション(DX)事業を展開するメドリング(東京都文京区、代表:安部一真)は、2021年9月1日からクラウド型診療支援システム「MEDi」のベータ版を先行利用希望のあった医療施設に先行リリースする。

 

MEDiとは、クリニック運営に必要な機能を提供するプラットフォームである。今回リリースするベータ版では電子カルテ機能を使用することができ、今後はWeb問診機能や診療支援AI、経営分析機能など様々な機能が順次リリースされる。また、先行利用施設からのフィードバックを基に改善していき、2021年中に本格リリースを予定している。

同システムを開発したきっかけは、ベトナム政府が定めたルールにより、2028年までに大小を問わずベトナムの全医療機関に電子カルテの導入が義務付けられたことが挙げられる。現在、サーバーを各院に設置するオンプレ型の高価な電子カルテが市場のほとんどを占めており、地方部をはじめとした中小規模のクリニックへの電子カルテの普及が難しい状況である。同社はオンプレ方式ではなく安価なSaaS形式として価格競争力を確保し、日本式医療をベースとした各種診療支援機能を実装することで、医療施設への価値提供と差別化を図っていく。

メドリング公式サイト
https://www.medring.co.jp/

会社概要
会社名:メドリング株式会社
代表者:安部一真
設 立:2019年3月
所在地:〒113-0033 東京都文京区本郷5-1-16 VORT本郷11階
事業内容:クラウド型診療支援システム「MEDi」の展開
資本金:412万円