Arent、中小企業庁によるものづくり補助金1億円の採択が決定

Arent、中小企業庁によるものづくり補助金1億円の採択が決定

【株式会社Arent】
空間自動設計システムの開発を行うArent(東京都中央区、代表:鴨林広軌)は、中小企業庁によるものづくり補助金1億円の対象に採択された。これに伴い、中小建設企業へ導入初期費用0円で、3次元CADの導入や事業成長を支援するプロジェクトを開始した。

画像引用元:Arent公式HP

建設業界では、就業者の減少、熟練技術者の退職や低い研究開発比率などから、過去20年において、改善されない低い生産性が大きな課題となってる。昨今、大手建設企業は生産性向上に対して大規模な投資を行い、3次元CADの導入を進めている。これにより、大手建設企業と中小建設企業のIT技術・IT人材の格差は拡大し、中小建設企業は、ビジネス機会の多くを失う可能性があると推測される。そこで同社は補助金を活用し、地方の中小建設企業へ3次元CADの導入および事業成長の支援を行うことで、日本全体の建設デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進していく方針を定めた。

同社はこれまで、3次元CADの開発力や高度な数学力で、建設業界特有の暗黙知の数値化・形式化を実現してきた。これらのノウハウや開発実績を活かし、多くの中小建設企業の事業支援に寄与する3次元CADの導入やその拡張機能の開発を行っている。

また、3次元CADを使いこなせるIT人材を育成し、支援先企業の自立運用を目指すとともに、全国の建設企業へ3次元CADの導入を促すために、3次元CADコミュニティを開設した。これらの活動により、中小建設企業の、大手建設企業と3次元CADを使用した業務の継続的な受注を促し、建設業界全体のDX推進を目指す。

Arent公式サイト
https://arent.co.jp/

会社概要
会社名:株式会社Arent
代表者:鴨林広軌
設 立:2012年7月
所在地:〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-10-7 日本瓦斯八丁堀ビル8F
事業内容:空間自動設計システムの開発
資本金:1億9614万円