【2025年度版】業種に適した予約システムの選び方|予約システム別の対応業種比較

【2025年度版】業種に適した予約システムの選び方|予約システム別の対応業種比較

「自分に合う予約システムがわからない」
「業種に適した機能が搭載された予約システムを選びたい」

さまざまな予約システムがある中で、自分の事業に合うシステムをどのように選んだらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。同じように見える予約システムでも、それぞれに特徴があるため、業種に適した予約システムを選ぶことが重要です。

そこで本記事では、予約システム別の対応業種について解説します予約システムの導入をご検討中のビジネスオーナー様や、Webサイト運用ご担当者様はぜひ最後までご覧ください。

予約システムの選定ポイント

予約システムはさまざまな種類が存在しており、それぞれ特徴が異なります。そのため、予約システムを導入する際には、自身の業種に合った予約システムの判別が不可欠です。ここでは、予約システムを選ぶ際のポイントを紹介します。

適した機能を搭載しているか

まず最初に、業種に適した機能を搭載しているかを確認する必要があります。運営に当たって必要な機能や、役立つ機能が用意されている予約システムを導入することがおすすめです。

導入事例や無料プランは豊富か

予約システムはそれぞれに特徴があり、自身の事業に合ったものを正しく見極める必要があります。その際に役立つのが、導入事例や無料プランです。

必要な機能が揃っている予約システムでも、操作性が不十分であることや、デザインが事業に合わないことなどがあります。業種ごとの導入事例が豊富な場合、実際に活用している店舗のリアルな声を聞くことが可能です。また、無料プランがあるとお試しで活用できるため、実際の操作を確かめられます。

数ある予約システムの中から、自身の業種に合った予約システムを正しく判別するために、導入事例や無料プランが豊富なものを選ぶのがおすすめです。

費用が妥当か

業種に適した予約システムを見極めても、費用が妥当でない場合、費用対効果が悪くなります。

予約システムは、無料で利用できるものから月々5万円以上かかるものまで、幅広い料金で存在します。そのため、その中から自身の事業にとって費用対効果の良い予約システムを選ぶ必要があります。

料金プランが豊富な予約システムだと、自身の業種に合ったプランが存在する可能性が高いです。

業種別に役立つ機能

美容室・サロン

美容室やサロンにおいては、スタッフの指名ができる予約システムが便利です。スタッフごとに担当できるメニューや、担当者が同時に対応できる予約数、スタッフの勤務時間などシフトの調整ができるものを選ぶと、運営に役立ちます。また、カルテのように対応記録を残せる機能があると、リピート利用があった際にもスムーズに対応できます。

スクール・習い事

スクールや習い事においては、月謝機能があると便利です。毎月決まった額を自動で引き落としできる仕様があると、煩雑なお金のやり取りがなくなり、生徒も管理側も手間を省くことができます。また、クーポンを発行する機能があれば、初回レッスンの割引キャンペーンなどが可能になり、新規生徒獲得につながります。

イベント・セミナー

イベントやセミナーにおいては、オンライン機能があると便利です。予約と同時にZoomなどのURLが発行され、イベントの実施だけでなく支払いもオンラインで済ませることができれば、これまで実際にイベントやセミナー会場へ足を運ぶことが難しかった人も気軽に参加できます。現地開催の場合にも、QRコードなどで受付できる機能があれば、受付業務が円滑になります。

レンタルスペース

レンタルスペースなどの施設運営では、無人運営が可能な設備が揃っているシステムがおすすめです。スマートフォンなどの電子鍵でドアの開閉ができたり、システム上で入退室を管理できたりすると、セキュリティ面でも心配なく施設の省人化が可能となり、業務効率化に大きく貢献します。

会員制サービス

会員制を取り入れている事業では、会員制の利用に適したシステムを選ぶ必要があります。月額プランや回数券で利用を管理したり、会員のランクごとに入会費を集金したり、会員のみが閲覧・利用できるメニューを作成したりできるシステムもあります。利用後のフォローメールなどを用いれば、店舗のホスピタリティもアピールすることができます。

予約システム4社の対応業種比較

予約システム大手4社について、対応業種をまとめた表が以下です。

RESERVASTORES予約Airリザーブhacomono
美容室・サロン
医療(クリニック・歯科など)×
整体・整骨院
スクール・習い事
フィットネス・ジム
イベント・セミナー×
レンタルスペース×
飲食(レストランなど)×
士業(税理士・社労士など)×
カウンセリング・コーチング
会員制サービス

業界トップシェアを誇るRESERVAでは、350種類以上の業種に対応しており、どの予約システムを選んだらよいかわからないという方におすすめです。

1.RESERVA(レゼルバ)

画像引用元:RESERVA公式サイト

RESERVAは、業界屈指の人気を誇るクラウド型予約システムで、導入数は予約システムシェア国内トップクラスの35万社以上、利用業態は350種類以上にのぼります。100種類以上の豊富な機能をそろえている点や、初期設定から利用開始まで最短3分という操作性の良さが、利用者から高く評価されており、操作に不安がある人や高齢な運営者でもかんたんに導入することが可能です。

また、RESERVAは、永久無料で利用できるフリープランから豊富な機能を利用できます。そのため、初期費用を抑え、使用感を確かめてから使いたい場合にもおすすめです。

→RESERVAの機能の詳細はこちら

【価格・月額料金】(税込

プラン名初期料金月額料金(年払い)
フリープラン0円0円
ブループラン0円3,850円
シルバープラン0円6,600円
ゴールドプラン0円13,200円
エンタープライズプラン0円23,100円
スイートププラン0円46,200円

→RESERVAの料金表・機能の詳細はこちら

【対応業種】

美容室・サロン
医療(クリニック・歯科など)
整体・整骨院
スクール・習い事
フィットネス・ジム
イベント・セミナー
レンタルスペース
飲食(レストランなど)
士業(税理士・社労士など)
カウンセリング・コーチング
会員制サービス

RESERVAには6つの予約タイプがあり、ユーザーは自身の店舗に合う予約タイプを自由に選択できます。

・サービス提供タイプ(スタッフ指名なし)
・サービス提供タイプ(スタッフ指名あり)
・スクール・アクティビティタイプ
・イベント・セミナータイプ
・施設予約タイプ
・宿泊施設予約タイプ

RESERVAでどの予約タイプを選べばいい?|初心者向け診断ガイド

RESERVAは、自治体や大学、医療機関、金融機関などでも多数の導入実績があり、安心して利用することができます。サロンや施設、スクール運営など、業界や業種を問わず、どんな規模の事業にも対応できるのが強みです。RESERVA予約では常に最新機能を実装し、すべての業種やタイプに対応することを目指して常に進化しています。

→RESERVAの対応業種の詳細はこちら

また、RESERVAでは多店舗管理サービスがあり、異業種の予約サイトを複数運営する場合であっても、まとめて管理することが可能です。

多店舗管理を徹底解説|導入前の基礎編【RESERVA機能紹介】

RESERVAでは豊富な導入事例が掲載されているので、導入前にイメージをつかむことができます。

→RESERVAの導入事例の詳細はこちら

2.STORES(ストアーズ)予約

画像引用元:STORES予約公式サイト

STORES(ストアーズ)予約は導入社数15万社を超え、180種類以上の業態に対応したネット予約システムです。無料プランを含めた5種類の料金プランがあり、有料プランは7日間試用することが可能です。初めて予約システムを利用する方でもかんたんに予約サイトを作成でき、多機能が網羅されています。

→STORES(ストアーズ)予約の機能の詳細はこちら

【料金プラン・月額料金】(税込)

プラン名初期費用月額利用料
フリープラン0円0円
スモールプラン0円9,790円
チームプラン0円19,690円
ビジネスプラン0円28,600円
エンタープライズプラン0円66,000円

→STORES予約の料金表の詳細はこちら

【対応業種】

美容室・サロン
医療(クリニック・歯科など)
整体・整骨院
スクール・習い事
フィットネス・ジム
イベント・セミナー
レンタルスペース
飲食(レストランなど)
士業(税理士・社労士など)
カウンセリング・コーチング
会員制サービス

STORES予約では、ヨガ、ピラティス、スクールなどの店舗の来店予約の管理はもちろん、イベント・セミナーの予約、社内限定の会議室・面談の予約など用途に応じた設定が管理できます。

→STORES予約の対応業種の詳細はこちら

3.AirRESERVE(エアリザーブ)

画像引用元:AirRESERVE公式サイト

AirRESERVE(エアリザーブ)は、かんたんでシンプルな予約管理を実現するクラウド型の予約システムです。予約者が空いている時間から自由に予約ができる自由受付タイプと、運営者が事前に時間を設定し、その中から予約ができる事前設定タイプの2種類のタイプがあるため、幅広い業種や運営スタイルに対応しています。

→AirRESERVE(エアリザーブ)の機能の詳細はこちら

【料金プラン・月額料金】(税込)

プラン名初期費用月額利用料
フリープラン0円0円
ベーシックプラン要問合せ5,500円
プレミアムプラン要問合せ要問合せ

→AirRESERVE(エアリザーブ)の料金の詳細はこちら

【対応業種】

美容室・サロン
医療(クリニック・歯科など)
整体・整骨院
スクール・習い事
フィットネス・ジム
イベント・セミナー
レンタルスペース
飲食(レストランなど)
士業(税理士・社労士など)
カウンセリング・コーチング
会員制サービス

AirRESERVEは、規模を問わずさまざまな業種・業態で利用されています。

→AirRESERVEの対応業種の詳細はこちら

4.hacomono(ハコモノ)

画像引用元:hacomono 公式サイト

hacomonoは、フィットネスクラブやインドアゴルフ、24hジムなどの店舗運営に必要な機能を網羅した会員管理(CRM)・予約・決済システムです。システム内で顧客の利用動向をデータとして蓄積でき、それを分析に活用することで、顧客ニーズに合わせたプログラム開発ができます。また、オンラインレッスンの導入、デジタルクーポンの発行など、スポーツ施設運営に関わる多くの業務の効率化につなげられます。

→hacomonoの機能の詳細はこちら

【価格・月額料金】(税込

プラン名初期費用月額料金(1店舗当たり)
基本プラン165,000円38,500円

→hacomonoの料金表はこちら

【対応業種】

美容室・サロン×
医療(クリニック・歯科など)×
整体・整骨院
スクール・習い事
フィットネス・ジム
イベント・セミナー×
レンタルスペース×
飲食(レストランなど)×
士業(税理士・社労士など)×
カウンセリング・コーチング
会員制サービス

hacomonoはウェルネス領域に特化した予約システムとなっており、フィットネスや運動スクール、施設運営に適しています。その他業種については対応が難しい場合もあるため、注意が必要です。

まとめ

本記事では、予約システム別の対応業種をご紹介しました。

予約システムを導入することで、予約に関する業務を効率化できます。スタッフの負担が軽減されるだけでなく、顧客の利便性も向上します。予約サイトによって搭載している機能や導入費用は異なるため、自身の業種に合った予約システムを判別しなければなりません。

どの予約システムを導入するか迷っている方はぜひ、本記事を参考にしてみてください。