「スマートロックと予約システムを連携して、公民館や体育館など自治体施設の予約受付を自動化したい。」
スマートロックと連携できる予約システムを導入することで、自治体施設利用時の受付・施設利用・決済にいたるプロセスの無人化・自動化を実現します。
本記事では、自治体施設の自動化に役立つスマートロックと連携できる予約システムを解説します。
地方自治体のご担当者様や、施設の管理委託を受けている事業会社のオーナー様はぜひご覧ください。
自治体施設向けスマートロック付き予約システムの選び方
現在、公共施設や自治体施設向けの予約システムが数多く登場しています。「種類が多すぎてどのシステムを選べば良いかわからない」とお悩みの方も多いでしょう。ここでは施設向け予約システムの選び方を解説します。
事前決済機能がある
事前決済機能が備わっているシステムであれば、クレジットカード情報を登録することで予約時に決済が完了します。そのため、施設予約当日はキャッシュレスで利用できるため、管理者側・利用者側双方で負担が削減されます。
仮に施設にスタッフが常駐していなくても、無人運営が可能です。また、申込時点で決済が完了しているため、無断キャンセルがあったとしても売上が棄損することがありません。
外部カレンダー連携機能がある
予約管理システムと外部カレンダー連携機能することで、予約システム管理画面にログインせずに普段使い慣れているカレンダーに自動で予約状況が反映されます。例えば、GoogleカレンダーやOutlookカレンダーなど普段利用し慣れているツールで予約状況の管理が可能です。
特に施設を複数管理する場合、各施設の予約状況を一元管理することで、業務効率が向上します。どの外部カレンダーと連携できるかはサービスによって異なるため確認してみてください。
顧客アンケートやメルマガ機能など施設運営に役立つ機能がある
せっかく予約システムを導入しても、予約が埋まらないことには意味がありません。予約システムによっては、顧客アンケート機能やメルマガ機能など、自治体施設の集客に役立つ機能が備わっています。例えばイベント告知と共に、オンライン予約方法をメルマガ機能で一斉送付することで、電話予約の比率を下げ、予約業務の負担軽減にもつながります。
自治体施設の公式ホームページに埋め込める
ほとんどの自治体施設は、すでにホームページが作成されているはずです。ホームページにiframeなどで直接埋め込める予約システムであれば、予約者はページを切り替えることなく、自治体施設のホームページ画面上で予約状況の確認や、予約申込が可能です。
スマートロックと連携できる自治体施設予約管理システム3選
スマートロックと連携できる自治体施設向け予約システムを3つご紹介します。サービス詳細が気になる方は、公式サイトから資料請求やお問い合わせを行ってみてください。
RESERVA(レゼルバ)施設予約システム
「RESERVA(レゼルバ)施設予約システム」は、国内180,000の事業者・官公庁・地方自治体に導入されている国内トップクラスの予約システムです。
中でも施設予約管理システムとしては、全国10,000を超える施設で導入されており、新型コロナウイルス感染拡大防止で急速に進む、オンライン予約・入場予約受付システムとして導入されています。
スマートロック連携の他、クレジットカード連携ができるため、「オンライン決済」や「自動来店処理」と併せることで施設の「完全無人運営」を可能にします。施設の効率的な運営をサポートし、さらに施設の防犯・セキュリティリスクを抑えます。
<システム導入費用>
・予約システム月額使用料:22,000円
・スマートロック月額利用料:11,000円/台
※RESERVAのスマートロック機能はエンタープライズプラン以上で利用可能です。
→RESERVAの公式サイトはこちら
参照:RESERVA施設予約ニュースリリース(PR TIMES)
まちかぎリモート
「まちかぎリモート」は、公共施設運営者の予約管理をスマート化する、公共施設特化型施設予約システムです。施設予約、入室・退室、支払い、カギ管理まで一括管理。ITを活用して、複数施設の遠隔管理を実現し、施設管理の省人化や無人運営に貢献します。
自治体施設運営者に役立つ機能も豊富に搭載。特定利用団体の減免対応や、各種申請書・利用許可書の印刷・管理、所管課をまたいだシステム利用と施設管理にいたるまで、施設管理業務の負担を軽減します。
<システム導入費用>
要問い合わせ
ReserveMart(リザーブマート)
ReserveMart(リザーブマート)は、24時間365日リアルタイムで施設予約を受付けるクラウド型予約システムです。ASP/SaaS予約システム開発ベンダーとして20年の歴史を持つ株式会社リザーブマートが開発・提供。
リザーブマートでは「カスタマイズ」が前提であるため、柔軟なシステムを構築可能。システムの仕様に施設予約方法を合わせるのではなく、施設予約方法にシステムの仕様を合わせることが可能です。標準機能で対応できない運用がある場合もカスタマイズ要望を聞き入れながら、各自治体施設に最適な予約システム構築を支援します。(スマートロック機能は標準装備)
IT導入補助金2021 ITベンダー事業者にも認定されているため、少ない予算でシステム導入が可能です。
→詳細はIT導入補助金2021公式サイトをご覧ください
<システム導入費用>
・エコノミー:初期費用66,000円+月額料金22,000円
・ベーシック:初期費用132,000円+月額料金36,300円
・プレミアム:初期費用236,500円+月額料金60,500円
・スーパープレミアム:初期費用308,000円+月額料金85,800円
まとめ
本記事では、自治体施設・公共施設の無人予約に役立つ、スマートロック連携ができる予約管理システムを紹介しました。
スマートロック機能を持つ予約システムであれば、鍵の受け渡し業務なしの無人受付を実現します。さらにクレジットカード決済機能により、事前決済も可能。施設の場所から離れていてもパソコン・スマートフォンがあれば、いつでも予約受付・入退室管理・売上状況を確認できます。
中にはメルマガ機能や顧客アンケート機能など施設運営・利用者満足度向上に役立つ機能が豊富なシステムもありますので、ご紹介した内容を参考にしていただけたら幸いです。
スマートロックと連携できる予約管理システムをお探しの方は以下の記事も併せてご覧ください。
「スマートロックと連携できるレンタルルーム予約管理システム3選」
「スマートロックと連携できる貸会議室の予約管理システム3選」