アシックス、スポーツや運動習慣を記録・分析するデータ統合システム「TUNEGRID（チューングリッド）」を実用化

【株式会社アシックス】
スポーツ用品の提供および販売を行うアシックス（神戸市中央区、代表：尾山 基）は、スポーツの競技データや日々の運動習慣を簡易に記録し、その記録を分析することができるスポーツデータ統合システム「TUNEGRID」を2021年6月16日より東京都豊島区の南長崎スポーツセンターにて実用化した。

TUNEGRIDは、小型センサを内蔵したシューズ、ビデオカメラ、スマートウォッチなど多様な測定ツールと連携し、それぞれから得られるデータを一元管理・分析するものだ。スポーツの競技データや日々の運動習慣を分析することで、プレーの特徴や個人の運動量の傾向を可視化し、競技力向上や運動不足解消、ケガの防止などにつなげることができる。

実用化にあたり、株式会社JVCケンウッド（神奈川県横浜市、代表：江口祥一郎）が開発したスポーツ向けビデオカメラ「teamnote CAM（チームノート カム）」との連携を開始した。teamnote CAMは、選手の競技力向上をサポートする機能を搭載した、スポーツの記録に特化したビデオカメラだ。TUNEGRIDと連携することで、TUNEGRIDに記録したデータと撮影したビデオ映像をひもづけながら関連シーンの再生を可能とする。

将来的には、クラウドサーバーを活用して、本システムで得られる競技データや映像データを複数人で共有できるシステムを構築し、遠隔コーチングや遠隔観戦といったスポーツソリューションの展開を目指す。

アシックス公式サイト
https://corp.asics.com/jp/