FAプロダクツ、製造業における中小企業のデジタル化を支援、「IT導入補助金2021」の支援事業者に採択

【株式会社FAプロダクツ】
製造業のデジタルトランスフォーメーション（DX）から生産ラインの開発・実装までを包括的に支援するコンソーシアム「Team Cross FA（チームクロスエフエー）」の幹事企業であるFAプロダクツ（東京都港区、代表：貴田義和）は、経済産業省が推進する「IT導入補助金2021」の支援事業者に採択された。

製造業におけるデジタル化の1つの方向性として考えられるのが、リアルとデジタルを融合した工場である「デジタルファクトリー」の実現だ。デジタルファクトリーとは、仮想空間上に構築した工場と実際の生産工場をデジタルデータで連携、シミュレーションによる未来予測により工場の全体最適を実現した工場である。生産性の向上はもちろん、人やエネルギーを含めたリソースの最適化も期待される。

そうしたビジョンを提示する同社が提供するのが「プラントシミュレーション」だ。プラントシミュレーションとは、ロボット・自動機・人などから構成される製造業の生産ラインをデジタル上で表現し、設備や人の能力・厳守すべき納期等の様々な制約条件の下で、最適な生産順序や必要な工程能力などを算出できる離散系シミュレーションソフトである。このソフトを製造業の生産投入計画の立案時に活用した際の具体的な効果としては、計画立案にかかる時間の短縮、納期遅れなし、約20％の在庫削減などの事例が挙げられる。同社は同補助金制度を活用してプラントシミュレーションを導入する中小企業の製造業事業者をサポートすることで、日本における製造業のデジタル化を推進し、生産性向上に貢献していく。

FAプロダクツ公式サイト
https://fa-products.jp/