中小企業や個人事業主が予約システムを選ぶ際、月額料金や決済手数料の低さは重要な判断材料です。しかし、各種料金が最も低いサービスを選べば、必ず総費用を抑えられるとは限りません。
予約システムによって、無料プランで利用できる機能、月間予約件数の上限、外部サービスとの連携条件は異なります。決済手数料を下げるために有料プランへの加入が必要な場合もあるため、表示されている金額だけでなく、必要な機能をそろえた際の総コストまで確認することが重要です。
本記事では、予約システム「RESERVA(レゼルバ)」「STORES 予約」「Airリザーブ」の3社を比較します。月額料金、決済手数料、振込手数料、予約件数、外部連携などを整理し、どのような事業者に各サービスが適しているのかを解説します。
- 1. 結論|費用が安い予約システムは利用条件によって異なる
- 2. 予約システムの費用を比較する際の確認項目
- 3. RESERVA・STORES 予約・Airリザーブの料金を比較
- 4. RESERVAの料金と特長
- 5. STORES 予約の料金と特長
- 6. Airリザーブの料金と特長
- 7. モデルケースで3社の月間費用を比較
- 8. 利用目的別に3サービスの費用と機能を比較する
- 9. オンライン決済額が少ない場合は有料プランでもRESERVAが低コスト
- 10. 総費用には予約管理にかかる作業時間も含まれる
- 11. 中小事業者に必要な予約システムの機能
- 12. 比較結果|固定費を抑えたい中小事業者にはRESERVAが有力
- 13. RESERVAが向いている中小事業者
- 14. 予約システムを選ぶ際のチェックリスト
- 15. 費用が安い予約システムに関するよくある質問
- 16. まとめ|決済手数料だけでなく必要な機能を含めて比較する
結論|費用が安い予約システムは利用条件によって異なる

費用が安い予約システムは、月間予約件数、オンライン決済額、必要な機能によって異なります。
オンライン決済の手数料だけを比較すると、決済手数料率3.24%のAirリザーブが有力です。一方、Googleカレンダー連携や予約時の情報取得など、実際の運営に必要な機能まで含めると、有料プランへの加入が必要になる場合があります。
STORES 予約は、2026年8月3日から、所定の条件を満たすことで事前決済手数料3.3%が適用される予定です。ただし、3.3%を利用するには月額3,300円のスタンダードプランへ加入し、中小特別料率の審査を通過する必要があります。また、中小特別料率は、顧客に対面で商品やサービスを提供する事業者が対象であり、実店舗を持たないオンラインサービスには適用されません。
RESERVAは決済手数料率だけを見ると最安ではありませんが、フリープランで利用できる予約形式や外部連携の範囲が広く、必要な機能によっては月額固定費を抑えられます。
そのため、予約システムを選ぶ際は、次のように考えることが大切です。
・オンライン決済の手数料を最優先する場合は、Airリザーブが候補になる
・POSレジやネットショップなどをまとめて利用する場合は、STORESが候補になる
・小規模な運営で必要な予約機能を月額0円から利用したい場合は、RESERVAが候補になる
最も低い決済手数料率が、最も低い総費用を意味するとは限りません。自社の利用条件を当てはめ、月額料金と機能を含めて比較する必要があります。
予約システムの費用を比較する際の確認項目
予約システムにかかる費用は、多岐にわたります。導入前には、以下の項目を確認します。
・初期費用
・月額料金
・オンライン決済手数料
・振込手数料
・1件ごとに発生する固定手数料
・月間予約件数の上限
・上限を超えた場合の追加料金
・登録できる顧客件数
・必要な機能を利用できる料金プラン
・外部サービスとの連携費用
・オプション料金
・契約期間と解約条件
無料プランが用意されていても、必要な機能が有料プランに限定されている場合があります。また、低い決済手数料を利用するために、月額料金や審査が必要なサービスもあります。
予約システムの主要な費用は、次の計算式で整理できます。
毎月の主要コスト=月額料金+オンライン決済額×決済手数料率+振込手数料+オプション料金
さらに、予約確認、リマインド、顧客情報の転記などを手作業で行う場合は、スタッフの作業時間も事業運営上のコストとして考える必要があります。
RESERVA・STORES 予約・Airリザーブの料金を比較
以下では、3社の無料プラン、オンライン決済手数料、予約件数、Googleカレンダー連携などを比較します。
STORES 予約については、2026年8月3日から適用予定の料金体系を記載しています。
| 比較項目 | RESERVA | STORES 予約 | Airリザーブ |
|---|---|---|---|
| 無料プランの月額料金 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 無料プランの月間予約件数 | 50件 | 50件 | 無制限 |
| オンライン決済手数料 | 4.9% | 通常料率5.5% 中小特別料率5.2% |
3.24% |
| 低い手数料率を利用する場合 | 追加の月額料金なし | 月額3,300円のスタンダードプランと中小特別料率の組み合わせで3.3% | 追加の月額料金なし |
| 振込手数料 | 440円 | 決済手数料を差し引いた金額を入金 | 無料 |
| Googleカレンダーへの一方向連携 | フリープランから利用可能 | フリープランから利用可能 | ベーシックプランから利用可能 |
| 予約時の簡易アンケート | フリープランから利用可能 | フリープランは1項目まで | 予約時アンケートはスタンダードプランから利用可能 |
| 主な特長 | 予約形式と無料機能が豊富 | POSレジやネットショップなどと連携可能 | 予約件数が無制限で決済手数料が低い |
※掲載内容は2026年7月時点の公式情報をもとにしています。
※STORES 予約の手数料率は、2026年8月3日から適用予定の内容です。
※料金や機能の利用条件は、予約形式、契約方法、オプションなどによって異なる場合があります。
※決済機能の利用には、各社所定の申し込みや審査が必要です。
RESERVAの料金と特長

画像引用元:RESERVA公式サイト
RESERVAには、月額0円で継続利用できるフリープランがあります。
フリープランでは、月間予約50件、登録顧客250件まで管理でき、43種類の機能を利用可能です。初期費用とサポート費用は、すべての料金プランで0円です。
オンラインカード決済「RESERVAペイメント」は、フリープランを含むすべての料金プランで利用できます。決済手数料は決済金額の4.9%で、決済機能自体の初期費用、月額固定費、トランザクション費はかかりません。
売上の入金時には、振込手数料として440円が差し引かれます。
Googleカレンダーへの一方向連携や、予約時に質問を設定できるシンプルアンケートも、フリープランから利用できます。
また、以下の6種類から、事業に合った予約タイプを選択可能です。
- サービス提供タイプ
- スタッフ指名タイプ
- スクールタイプ
- イベントタイプ
- 施設タイプ
- 宿泊タイプ
美容サロンや治療院だけでなく、スクール、イベント、レンタル施設、宿泊施設など、幅広い運営方法に対応しています。
STORES 予約の料金と特長

画像引用元:STORES 予約公式サイト
STORES 予約には、月額0円のフリープランがあります。フリープランでは、月間50件まで予約を受け付けられ、2つの予約ページを公開できます。
2026年8月3日以降、スタンダードプランへ未加入の場合の事前決済手数料は、通常料率5.5%となる予定です。中小特別料率が適用される場合は、5.2%まで下がります。
月額3,300円のSTORES スタンダードプランに加入すると、通常料率は3.6%です。さらに、中小特別料率の審査を通過した場合は、3.3%が適用されます。
| 利用条件 | 事前決済手数料 |
|---|---|
| スタンダードプラン未加入・通常料率 | 5.5% |
| スタンダードプラン未加入・中小特別料率 | 5.2% |
| スタンダードプラン加入・通常料率 | 3.6% |
| スタンダードプラン加入・中小特別料率 | 3.3% |
中小特別料率は申請制で、主に以下の条件を満たす事業者が対象です。
- 中小企業基本法に定める中小企業者に該当する会社または個人である
- 年間のキャッシュレス決済利用額が3,000万円未満である
- 実店舗などで、顧客に対面で商品やサービスを提供している
実店舗を持たないオンラインサービスは、中小特別料率の対象外です。また、条件を満たしていても審査が行われるため、すべての事業者に3.3%が適用されるわけではありません。
STORESは、予約システムだけでなく、POSレジ、キャッシュレス決済、ネットショップ、モバイルオーダーなどを提供しています。店舗運営に必要なサービスを同じ事業者でまとめたい場合は、予約システム単体ではなく、パッケージ全体で比較することが重要です。
Airリザーブの料金と特長

画像引用元:Airリザーブ公式サイト
Airリザーブのフリープランは月額0円で、月間予約件数に上限がありません。
オンライン決済手数料は3.24%です。決済機能の初期費用、月額費用、振込手数料はかかりません。
予約受付とオンライン決済を中心に利用する場合は、3社の中でも費用を抑えやすい料金体系です。
一方、Googleカレンダー連携や予約リマインドメールを利用する場合は、月額5,500円のベーシックプランが必要です。予約時アンケートや予約情報のCSVダウンロードなどを利用する場合は、月額11,000円のスタンダードプランが対象となります。
そのため、予約件数とオンライン決済だけを重視する場合は有力ですが、必要な機能によっては月額固定費が発生します。
モデルケースで3社の月間費用を比較
ここでは、オンラインでサービスを提供する小規模事業者を想定し、3社の月間費用を比較します。
比較条件は以下のとおりです。
- 実店舗を持たないオンラインレッスン事業者
- 月間予約件数は50件以下
- 月間オンライン決済額は10万円
- 予約情報をGoogleカレンダーへ自動反映したい
- 基本的な予約管理と顧客管理を利用する
- 高度な分析や複数店舗管理は利用しない
この事業者は実店舗を持たないため、STORES 予約の中小特別料率は適用されないものとして計算します。
| サービス | 利用プラン | 月額料金 | 決済関連費用 | 月間費用の目安 |
|---|---|---|---|---|
| RESERVA | フリープラン | 0円 | 4,900円+振込手数料440円 | 5,340円 |
| STORES 予約 | フリープラン | 0円 | 5,500円 | 5,500円 |
| Airリザーブ | ベーシックプラン | 5,500円 | 3,240円 | 8,740円 |
※STORES 予約は、2026年8月3日以降の通常料率5.5%で算出しています。
※RESERVAは、月1回の入金を想定し、振込手数料440円を加えています。
※Airリザーブは、Googleカレンダー連携を利用するため、ベーシックプランで算出しています。振込手数料は無料です。
※オプション料金や、比較条件に含まれない機能の料金は加算していません。
今回の条件では、RESERVAの月間費用が5,340円となり、3社の中で最も低い結果です。
Airリザーブの決済手数料率は3社の中で最も低いものの、Googleカレンダー連携を利用するための月額料金を加えると、RESERVAを上回ります。
STORES 予約はフリープランでGoogleカレンダーへの一方向連携を利用できますが、実店舗を持たないオンラインサービスには中小特別料率が適用されません。通常料率で計算すると、RESERVAの方が月間費用を抑えられます。
このように、決済手数料率だけではなく、事業形態と必要な機能を含めて比較すると、最も費用を抑えられるサービスが変わります。
利用目的別に3サービスの費用と機能を比較する
今回のモデルケースではRESERVAが最も低コストとなりましたが、重視する項目によって適した予約システムは異なります。
決済手数料率、月間予約件数、外部サービスとの連携、予約時アンケートなどを含め、各サービスがどのような事業者に向いているのかを整理します。
決済手数料と予約件数を重視する場合はAirリザーブ
Googleカレンダー連携や予約時アンケートが不要で、予約受付、顧客管理、オンライン決済を中心に利用する場合は、Airリザーブのフリープランが有力です。
オンライン決済手数料は3.24%で、月額料金と振込手数料もかかりません。また、フリープランを含むすべてのプランで月間予約件数が無制限であるため、予約件数の上限を重視する事業者にも適しています。
一方、Googleカレンダー連携や予約リマインドメールを利用する場合は、月額5,500円のベーシックプランが必要です。予約時アンケートまで利用する場合は、月額11,000円のスタンダードプランが対象となります。
店舗運営のサービスをまとめる場合はSTORES
実店舗でPOSレジ、対面キャッシュレス決済、ネットショップ、予約システムなどをまとめて利用したい場合は、STORESが候補になります。
月額3,300円のSTORES スタンダードプランへ加入し、中小特別料率が適用されると、STORES 予約の事前決済手数料は3.3%となる予定です。
STORES スタンダードプランには、月間50件まで予約を受け付けられる「STORES 予約 スタータープラン」が含まれます。月間予約数が50件を超えた場合は、50件ごとに1,078円の超過手数料が発生します。
一方、必要な予約ページ数や機能によっては、STORES 予約のスモール、チーム、ビジネスなどの有料プランを併用する方法もあります。そのため、予約件数だけでなく、必要な機能まで含めて総費用を確認することが重要です。
固定費と機能のバランスを重視する場合はRESERVA
月額固定費を抑えながら、Googleカレンダー連携、予約時の簡易アンケート、顧客管理、オンラインカード決済などを利用したい場合は、RESERVAが有力です。
フリープランでは月間50件まで予約を受け付けられます。予約件数が増えた場合も、年払いで月額3,850円のブループランへ変更すると、月間予約件数を200件、登録顧客件数を1,000件まで増やせます。
RESERVAは、無料プランだけでなく有料プランへ変更した場合も、月額料金を抑えやすい点が特長です。特に、オンライン決済額がまだ大きくない中小事業者は、手数料率の差よりも料金プランの固定費が総費用に与える影響が大きくなります。
オンライン決済額が少ない場合は有料プランでもRESERVAが低コスト
予約件数が増えて無料プランの上限を超えた場合は、有料プランの月額料金も含めて比較する必要があります。
ここでは、実店舗でサービスを提供する中小事業者を想定し、以下の条件で比較します。
- 月間予約件数は200件
- Googleカレンダーへの予約情報の反映が必要
- 予約時にかんたんな質問を1項目設定したい
- 月間オンライン決済額は10万円または30万円
- 年間契約を利用する
- STORES 予約では中小特別料率の審査を通過している
この条件に対応する料金プランと固定費は、以下のとおりです。
| サービス | 想定プラン | 月額固定費 | 月間予約件数 | 予約時アンケート |
|---|---|---|---|---|
| RESERVA | ブループラン | 3,850円 | 200件 | シンプルアンケートを利用可能 |
| STORES 予約 | STORES スタンダードプラン(スタータープラン)+予約枠150件分 | 6,534円 | 200件 | 1項目まで利用可能 |
| Airリザーブ | スタンダードプラン | 11,000円 | 無制限 | 利用可能 |
※本比較では月間予約件数を200件に固定しているため、STORES 予約の超過手数料を含む毎月の費用を「月額固定費」として記載しています。
※RESERVAは、年間契約時の月額料金です。
※STORES 予約は、STORES スタンダードプランの月額3,300円と、月間50件を超える予約枠150件分の超過手数料3,234円を合算しています。
※STORES 予約の超過手数料は、50件ごとに1,078円です。
続いて、月額固定費とオンライン決済手数料を合算します。
| 月間オンライン決済額 | RESERVA | STORES 予約 | Airリザーブ |
|---|---|---|---|
| 10万円 | 9,190円 | 9,834円 | 14,240円 |
| 30万円 | 18,990円 | 16,434円 | 20,720円 |
※RESERVAは、ブループランの月額3,850円、決済手数料4.9%、振込手数料440円を合算しています。
※STORES 予約は、月額固定費6,534円と中小特別料率3.3%を合算しています。
※Airリザーブは、予約時アンケートを利用できるスタンダードプランの月額11,000円と、決済手数料3.24%を合算しています。
※STORESの中小特別料率は、所定の条件を満たし、審査を通過した場合に適用されます。
※各サービスで利用できる機能の詳細や仕様は異なります。本比較は、上記の条件に基づく費用の一例です。
月間オンライン決済額が10万円の場合は、RESERVAの総費用が3サービスの中で最も低くなります。一方、STORES 予約で中小特別料率が適用される場合、決済額が約14万円を超えると、STORES 予約の方が低コストです。
STORES 予約に通常料率3.6%が適用される場合は、約17万3,000円を超えるとRESERVAと費用が逆転します。中小特別料率の適用可否によっても、比較結果は変わります。
Airリザーブと比較した場合は、月間オンライン決済額が約40万円に達するまで、RESERVAの方が総費用を抑えられます。決済手数料率はAirリザーブの方が低いものの、予約時アンケートやGoogleカレンダー連携に必要な月額料金を含めると、固定費の差が総費用に影響します。
そのため、月間オンライン決済額が10万円前後で、月間200件までの予約受付、予約時アンケート、Googleカレンダー連携を利用したい中小事業者には、RESERVAが有力な選択肢となります。
総費用には予約管理にかかる作業時間も含まれる
予約システムの比較で見落とされやすいのが、予約受付や顧客対応にかかる人件費です。
以下の業務を手作業で行っている場合、スタッフの作業時間が継続的に発生します。
- 電話やメールで予約希望日時を確認する
- 予約情報をカレンダーや表計算ソフトへ転記する
- 予約者へ確認メールを送る
- 予約日前にリマインドを送信する
- 変更やキャンセルの連絡に対応する
- 来店履歴と顧客情報を別々に管理する
- 予約時の支払い状況を確認する
1件あたりの対応時間が短くても、予約件数が増えると業務負担は大きくなります。
たとえば、1件の予約対応に5分かかり、月間予約件数が50件ある場合、毎月250分の作業時間が発生します。予約確認、変更対応、リマインド送信などを含めると、実際の作業時間はさらに増える可能性があります。
月額料金が多少高くても、予約受付、顧客管理、決済、通知をまとめて自動化できれば、人件費を含めた総費用を抑えられる場合があります。
中小事業者に必要な予約システムの機能
必要な機能は、業種や運営方法によって異なります。中小事業者が予約システムを比較する際は、以下の機能を確認することが重要です。
オンライン予約受付
営業時間外も予約を受け付けられるため、電話対応の負担を抑えながら、予約機会を広げられます。
オンラインカード決済
予約時に支払いを完了できると、当日の会計業務を簡略化できます。キャンセル料を設定できるシステムは、無断キャンセルや直前キャンセルへの対策にも有効です。
顧客情報の管理
予約履歴と顧客情報をまとめて管理することで、再来店時の対応や継続的な顧客フォローを進めやすくなります。
予約時の情報取得
予約時に利用目的、希望内容、持ち物、経験の有無などを確認できると、来店前の準備を進めやすくなります。
ただし、アンケートの質問数や回答形式は、サービスや料金プランによって異なります。
確認メール・リマインドの自動送信
予約完了時の確認や予約日前の案内を自動化すると、送信漏れを防ぎながら、スタッフの作業を減らせます。
リマインド機能が必要な場合は、各サービスの対応プランを確認する必要があります。
外部サービスとの連携
GoogleカレンダーやLINEなど、日常的に利用するサービスとの連携条件も確認が必要です。
一方向連携と双方向連携では機能が異なります。一方向連携は、予約システムの予約情報を外部カレンダーへ反映する仕組みです。双方向連携では、外部カレンダーに登録した予定を予約不可時間として取り込める場合があります。
事業拡大に対応できるプラン
事業開始時の予約件数が少なくても、利用者、スタッフ、店舗の増加にともない、必要な機能は変化します。
上位プラン、多店舗管理、外部システム連携、権限管理などが用意されているかを確認することが大切です。
比較結果|固定費を抑えたい中小事業者にはRESERVAが有力
今回の比較では、月間予約件数が50件の場合と200件の場合のいずれも、月間オンライン決済額が10万円であれば、RESERVAの総費用が最も低くなりました。
RESERVAは、フリープランで利用できる機能が多く、ブループランへ変更した場合も月額固定費を抑えやすい点が特長です。オンライン決済額がまだ大きくない中小事業者にとっては、決済手数料率の低さだけでなく、必要な機能を含めた月額料金も重要な判断材料となります。
ここからは、今回の比較結果を踏まえ、中小事業者がRESERVAを選ぶメリットを詳しく解説します。
1.月額0円のフリープランから始められる
RESERVAには、月額0円で継続利用できるフリープランがあります。月間予約50件、登録顧客250件まで管理でき、43種類の機能を利用可能です。
初期費用とサポート費用は、すべての料金プランで0円です。
費用をかけずに予約受付を開始し、予約件数や必要な機能が増えた段階で上位プランへ変更できます。
料金の詳細:RESERVAの料金プラン
2.すべてのプランでオンラインカード決済を利用できる
オンラインカード決済「RESERVAペイメント」は、フリープランを含むすべての料金プランで利用できます。
決済手数料は決済金額の4.9%で、初期費用、月額固定費、トランザクション費はかかりません。
予約者はオンラインで支払いを完了できます。また、キャンセル受付期限とキャンセル料を設定することで、直前キャンセルや無断キャンセルによる損失の抑制にも活用可能です。
機能の詳細:RESERVAのオンラインカード決済
3.無料で利用できる機能の幅が広い
RESERVAでは、Googleカレンダーへの一方向連携、シンプルアンケート、顧客管理、メルマガ・DM配信などをフリープランから利用できます。
有料プランへ変更せずに必要な運用を始められる場合、月額固定費を抑えながら予約業務を効率化できます。
ただし、メルマガの配信数や一部の高度な機能には、別料金または料金プランの条件があります。
4.さまざまな予約形式と業種に対応している
RESERVAでは、サービス提供、スタッフ指名、スクール、イベント、施設、宿泊の6種類から予約タイプを選択できます。
美容サロン、治療院、スクール、セミナー、レンタルスペース、スポーツ施設、宿泊施設など、運営方法に合わせた予約サイトを作成可能です。
現在の事業に加えて、新しいサービスやイベントを始める際にも、同じシステムを活用しやすい点が特長です。
5.事業の成長に合わせてプランを変更できる
RESERVAには、フリー、ブルー、シルバー、ゴールド、エンタープライズ、スイートなど、事業規模に応じた複数の料金プランがあります。
予約件数や登録顧客数が増えた場合や、より高度な機能が必要になった際は、運営状況に合わせてプランを変更できます。
6.35万社の導入実績がある
RESERVAは、35万社で導入されています。
個人事業主や小規模店舗をはじめ、企業、大学、自治体、公共施設など、350業種以上で利用されています。
予約システムは顧客情報や予約情報を継続的に管理するサービスであるため、料金や機能に加えて、導入実績も判断材料となります。
7.セキュリティ対策が公開されている
RESERVAの運営会社は、情報セキュリティマネジメントシステムに関するISO 27001と、クラウドセキュリティに関するISO 27017の認証を取得しています。
オンラインカード決済では、事業者が予約者のカード情報を保持しない仕組みを採用しています。
セキュリティの詳細:RESERVAのセキュリティ対策
RESERVAが向いている中小事業者
RESERVAは、特に以下のような事業者に適しています。
- 予約システムを無料で試してから本格導入したい
- 月額固定費を抑えて予約受付を始めたい
- 月間予約件数が50件以下である
- オンライン決済額がまだ多くない
- 実店舗を持たないオンラインサービスを運営している
- Googleカレンダーへ予約情報を反映したい
- 予約時にかんたんな質問を設定したい
- 予約情報と顧客情報をまとめて管理したい
- 事業内容に合った予約形式を選びたい
- 事業規模に合わせて機能を拡張したい
- 導入実績やセキュリティを重視したい
一方、月間予約件数が200件を超える場合や、オンライン決済額が多い場合は、必要な料金プランと総費用をあらためて比較する必要があります。
また、POSレジ、ネットショップ、対面決済などをまとめたい場合は、予約システム以外を含むサービス全体で比較する必要があります。
予約システムを選ぶ際のチェックリスト
導入する予約システムを決める前に、以下の項目を整理します。
- 月間の予約件数は何件か
- 月間のオンライン決済額はいくらか
- 1件あたりの平均決済額はいくらか
- 繁忙期と閑散期で決済額にどの程度の差があるか
- 実店舗でサービスを提供しているか
- 月額固定費を支払っても手数料率を下げる方が得か
- 初期費用や振込手数料はいくらか
- 必要な機能が無料プランに含まれているか
- 有料オプションを含めた月額料金はいくらか
- Googleカレンダーとの連携が必要か
- 一方向連携と双方向連携のどちらが必要か
- 予約確認やリマインドを自動化したいか
- 予約時アンケートは何項目必要か
- 顧客情報や予約履歴を管理できるか
- キャンセル料を設定・徴収できるか
- 予約件数や店舗数が増えても利用を続けられるか
- 導入実績やセキュリティ対策が公開されているか
候補となるシステムごとにチェックリストを埋めることで、決済手数料以外の違いも比較しやすくなります。
費用が安い予約システムに関するよくある質問

費用が最も安い予約システムはどれですか?
費用が最も安い予約システムは、月間予約件数、オンライン決済額、必要な機能によって異なります。本記事の比較条件では、月間オンライン決済額が10万円の場合、無料プランと有料プランのどちらのモデルケースでもRESERVAの総費用が最も低くなりました。
決済手数料が最も低い予約システムを選ぶべきですか?
決済手数料だけで決めるのではなく、月額料金、初期費用、振込手数料、オプション料金を含めて比較する必要があります。必要な機能を利用するために有料プランへの加入が必要な場合、決済手数料率が低くても毎月の総費用が高くなることがあります。
STORES 予約の決済手数料は3.3%ですか?
2026年8月3日以降、月額3,300円のSTORES スタンダードプランへ加入し、中小特別料率が適用された場合は3.3%となる予定です。スタンダードプランへ未加入の場合や、中小特別料率が適用されない場合は、異なる手数料率が設定されます。実店舗を持たないオンラインサービスは、中小特別料率の対象外です。
予約システムの総費用には何が含まれますか?
月額料金、決済手数料、初期費用、振込手数料、1件ごとの固定費、オプション料金などが含まれます。また、予約確認、リマインド送信、顧客情報の転記を手作業で行う時間も、事業運営上のコストとして考える必要があります。
RESERVAは無料で利用できますか?
RESERVAには、月額0円で継続利用できるフリープランがあります。フリープランでは、月間予約50件、登録顧客250件まで管理でき、43種類の機能を利用可能です。一部の機能には、料金プランやオプションの利用条件があります。
RESERVAのオンラインカード決済手数料はいくらですか?
RESERVAのオンラインカード決済手数料は、決済金額の4.9%です。決済機能自体の初期費用、月額固定費、トランザクション費はかかりません。売上の入金時には、振込手数料440円が差し引かれます。
小規模事業者でも予約システムを導入するメリットはありますか?
オンラインで24時間予約を受け付けられるようになり、電話やメールによる対応を減らせます。予約情報と顧客情報をまとめて管理できるため、少人数で事業を運営している場合にも業務効率化につながります。予約対応に使っていた時間を、接客、サービス改善、集客などに充てることも可能です。
まとめ|決済手数料だけでなく必要な機能を含めて比較する

費用が安い予約システムは、決済手数料率だけでは判断できません。月額料金、振込手数料、予約件数、外部連携、オプションなどを含めると、事業者の利用条件によって最適なサービスは変わります。
本記事で設定した「実店舗を持たないオンラインレッスン事業者、月間予約50件以下、月間オンライン決済額10万円、Googleカレンダー連携が必要」という条件では、RESERVAの月間費用が3社の中で最も低い結果となりました。
また、月間200件の予約を受け付け、月間オンライン決済額が10万円の場合も、必要な機能と月額料金を含めた総費用はRESERVAが最も低くなりました。オンライン決済額がまだ大きくない中小事業者にとっては、決済手数料率だけでなく、月額固定費の低さも重要な判断材料です。
予約システムを選ぶ際は、自社の月間予約件数、決済額、事業形態、必要な機能を整理し、実際に発生する費用を計算することが大切です。
RESERVAは月額0円のフリープランから始められるため、実際の操作や予約の流れを確認したうえで、必要に応じて上位プランへ変更できます。