ベルズシステムが開発・展開するアシスタントAI「Roanna(ロアンナ)」、苫小牧市における1年間の実証実験結果を発表

ベルズシステムが開発・展開するアシスタントAI「Roanna(ロアンナ)」、苫小牧市における1年間の実証実験結果を発表

【ベルズシステム株式会社】
ベルズシステム(福岡市博多区、代表:小野 寺隆)が、アシスタントAI「Roanna(ロアンナ)」を2020年3月から2021年2月の1年間、苫小牧市自治体システム「LGWAN(エルジーワン)」内へ導入した実証実験の結果を発表した。この発表によりAI導入から見える改善点を可視化することで、さらなる費用対効果を目指す。

今回のアシスタントAI「Roanna」の導入における費用対効果は「総回答件数×解決率÷(60÷相互間損失時間)×平均時給」にて算出をしている。相互間喪失時間とは、質問する側と回答する側が消費している時間を指す。この実証期間中、総回答件数が3107件、利用率は7.2%、費用対効果は約191万円という結果になった。ここから次年度以降、アシアスタントAIとの接点を増やし、利用率を20%に高めることで費用対効果が532万円を超え、利用率30%で798万円を超える効果を出せることが、明確な数値として割り出すことができる。

また文章におけるゆらぎ、さまざまな言い換えを理解する独自の自然言語理解AI「NSU」が搭載されいる。2020年6月に、質問傾向に合わせてシステムをアップデートしたことで自動化率は18.7%に上昇、企業や行政のスタイルに合わせてAIを育てていくことが可能であることも証明された。今回の実証結果では質問内容の85%が「人事・総務」といった、庁内で業務時間を割き他人に聞きづらいカテゴリーであった。これにAIが回答することで職員が悩む時間を減らし業務の化につながったり、マイナーな声に気づき自治体改革への一助となる可能性も見込める。

ベルズシステム 公式サイト
https://bellz.co.jp/

会社概要
会社名:ベルズシステム株式会社
代表者:小野寺 隆
設 立:2001年04月
所在地:〒812-0016 福岡市博多区博多駅南4-1-17 岩保ビル駅南6F
事業内容:
・人工知能技術を使ったシステム開発・運用
・人工知能導入コンサルティング
・人工知能関連の教育・セミナー
・Webシステム開発・運用
・Webサイトの企画・制作・運用
資本金:8740万円