日立製作所、栃木県でAIを活用した保健事業支援を開始

日立製作所、栃木県でAIを活用した保健事業支援を開始

【株式会社日立製作所】
日本を代表する総合電機メーカー日立製作所(東京都千代田区、代表:東原敏昭)は、IT(Information Technology)とOT(Operational Technology)およびプロダクトを組み合わせた社会イノベーション事業に注力している。2021年6月より、栃木県と栃木県国民健康保険団体連合会(略称:栃木県国保連)に、AIを活用した保健事業支援サービスを提供開始した。

同サービスは、保健事業を効率的かつ効果的に実施するためのトータルサポートサービスだ。日立製作所の医療ビッグデータ分析ソリューション「Risk Simulator for Insurance」を活用し、国保データベースのデータなどを基に、生活習慣病に関する医療費やリスク因子をAIを用いて分析する。

日立製作所は、糖尿病を含む生活習慣病に関わる将来の受診や入院のリスク、医療費を精緻に予測可能な日立製作所の医療ビッグデータ分析技術・ノウハウを活用している。それを基に、今回の事業は匿名化した県民のレセプト・健診のデータを用いて、糖尿病の重症化予測に特化した栃木県独自の予測モデルを構築した。

今後、日立製作所は栃木県と栃木県国保連との取り組みにより培ったノウハウを生かし、同サービスの他自治体への展開を目指す。さらに、保健指導のさらなる効率化を目的に遠隔保健指導アプリケーションや保健指導効果測定の事業展開を図るなど、幅広い顧客の課題解決に貢献していく。

日立製作所 公式サイト
https://www.hitachi.co.jp/

会社概要
会社名:株式会社日立製作所
代表者:東原敏昭
設 立:1920年2月
所在地:〒100-8280 東京都千代田区丸の内 1-6-6
事業内容:
・IT(金融ビジネス、社会ビジネス、サービス&プラットフォームビジネス、ディフェンスビジネス)
・モビリティ(鉄道ビジネス)
・ヘルス(ヘルスケアビジネス)
・インダストリー(産業・流通ビジネス、水・環境ビジネス)
・エネルギー(原子力ビジネス、エネルギービジネス)
資本金:4607億9000万円