カルディオインテリジェンス、AIを用いた不整脈の検出および検出根拠の説明手法を開発

カルディオインテリジェンス、AIを用いた不整脈の検出および検出根拠の説明手法を開発

【株式会社カルディオインテリジェンス】
人口知能を用いた自動診断システムの開発を行うカルディオインテリジェンス(東京都 港区、代表:田村 雄一 )は、人工知能におけるニューラルネットワークの表現能力を応用して、心電図検査においてAIを用いた不整脈の検出および利用者に検出根拠を説明する手法を開発。その研究成果が2021年5月29日、International Heart Journal誌でオンライン公開された。

同研究でホルター心電図検査の波形を対象にしたAI心電図解析プログラムの開発を行った。また、AIプログラムの性能評価を行ったところ、代表的な不整脈である心房細動検出精度は、感度97.1%、特異度94.5%、精度95.3%であり、心臓専門医と同等の検出精度を示した。

今後、AIが診断サポートだけではなく、医師が注目するべき部位まで説明する技術を取り入れることで、専門医でなくとも精密検査や的確な診断を行うことが可能になる。これにより、心臓病の早期診断を実現し、より多くの患者や医療福祉に貢献することが期待される。

カルディオインテリジェンス公式サイト
https://www.cardio-i.com/

会社概要
会社名:株式会社カルディオインテリジェンス
代表者:田村雄一
設 立:2019年10月
所在地:〒106-0044 東京都港区東麻布1-29-15 東麻布296ビル 3階
事業内容:人口知能を用いた自動診断システムの開発
資本金:9560万円