おすすめ会計ソフト4選|メリットと選び方も解説

おすすめ会計ソフト4選|メリットと選び方も解説

会計ソフトとは会計処理を記録、一元管理して帳簿書類を作成することが可能なアプリケーションソフトウェアを言います。

会計ソフトは、企業のDX化や新型コロナウィルスによるテレワークの普及に伴い、大きな注目を集めています。

しかし「会計ソフトの選び方がわからない」「会計ソフトの導入メリットを知りたい」という方も多いのではないでしょうか。

この記事では会計ソフトの導入メリットと選び方、そしておすすめの会計ソフト「マネーフォワードクラウド会計」「会計freee」「弥生家計」「勘定奉公Jシリーズ」4社を紹介していきます。

会計ソフト導入のメリット

「取引データの入力数が膨大で時間がかかる」「会計業務時に数字の入力ミスで大事件に発展してしまった」などの経験はありませんか?会計ソフトを導入することで、これらの問題を解決することが可能です。以下、会計ソフト導入のメリットについて解説していきます。

経理業務の効率化

会計ソフトを導入することで、会計ソフトが自動で帳簿付けや決算書等の書類作成、出納の整理などを行ってくれるため、会計業務の効率が上がります。会計業務の効率化が進めば、経理担当者への負担が軽減されます。

入力ミスを防げる

会計ソフトが自動で数字を入力してくれるので、手動による入力ミスをなくすことが可能です。よって「桁数の間違えで取引額が大きくなってしまった」「入力ミスで帳簿書類を作成し直さなければならない」といった事態を回避することができます。

お金の流れを把握しやすい

会計ソフトで売上や支出を管理することで、会社のお金の動きが「見える化」され、お金の流れや無駄が理解しやすくなります。これにより今後事業をどのように進めていくか、戦略を立てやすくなることも大きなメリットです。

会計ソフトの選び方4つのポイント

ITに疎い人でも扱いやすいか

会計ソフトの利用者が、ITに明るい人物であるとは限りません。扱いづらい、わかりづらい操作方法の会計ソフトを導入した場合、会計業務効率化のために会計ソフトを導入したにもかかわらず、工数が増えてしまった、ストレス要因になってしまった、という結果に陥ってしまいます。利用者が利用しやすいシンプルなデザインの会計ソフトを選びましょう。

コストが適切か

安い会計ソフトであっても、利用しづらかったり必要な機能が付いていないものであったら、かえって費用は嵩んでしまします。また、高い会計ソフトだからといって、必ずしも自身の会計業務にメリットを与えてくれるわけではありません。会計ソフトの機能に見合うコストであるか、見極めて選ぶ必要があります。

クラウド型かインストール型か

会計ソフトには、パソコンでソフトウェアをインストールするインストール型、ブラウザから利用するクラウド型の2種類があります。

インストール型の特徴は
・インターネット環境がなくとも利用可能
・クラウド型よりも比較的処理速度が速い
・費用が購入時以外にかからないものが多い
が挙げられます。

クラウド型の特徴は
・インターネットがあればパソコン以外でも利用可能
・クラウドがアップデートされるので法改正へ対応やメンテナンスが容易
・バックアップを自身で行う必要がない
が挙げられます。

それぞれに利点があるため、自身にあったものを選択しましょう。

特徴が自社にあっているか

導入前後のサポート体制や専門的な分析機能が充実しているかなど、会計ソフトによって特徴が異なります。自身の会計業務に必要な機能が備わっているかを十分に検討し、会計ソフトを選定しましょう。

おすすめの会計ソフト4選

おすすめの会計ソフトを、クラウド型とインストール型2つずつ紹介していきます。

マネーフォワードクラウド会計(クラウド型)

動画引用元:Money Forward

・その他マネーフォワードサービスと連携可能で経理効率化
・AIによる自動入力・自動仕訳
・銀行・クレカの取引履歴を自動で取得
売上・経費レポートを自動で見やすくレポート作成
プライバシーマークを取得、金融機関が求める厳重なセキュリティ

個人事業主向け月額:2,980円~    
法人向け月額:4,980円~

会計freee(クラウド型)

画像引用元:freee公式サイト

動画引用元:freee(フリー)【公式】

・経理や簿記の知識がなくても経理業務ができる
グッドデザイン賞受賞履歴あり
・銀行・クレカの取引履歴を自動で取得
・AIにより銀行・クレカの取引履歴を自動で仕訳入力
確定申告までかんたんにできる
・法人向けと個人事業主向け確定申告可能ソフトがある
電子申告で税務署に申告書を提出可能
・すべてのプランでchatサポートあり

個人事業主向け月額:816円~ 
法人向け月額:1,980円~   

弥生家計(インストール型)

画像引用元:弥生会計公式サイト

動画引用元:弥生株式会社

日本シェアNo.1
・AIによる自動仕訳
・かんたんに設定や作業手順がわかるスタートアップガイド動画あり
・自身に合う記帳方法を選択できる
5期分の貸借対照表・損益通算書を比較可能
・豊富な税理士ネットワーク
・操作性抜群なUI
業界最大規模のカスタマーセンターによるアフターサポート、満足度92%

個人事業主向け  販売価格:39,800円~   
法人向け 販売価格:77,200円~     

勘定奉公Jシリーズ(インストール型)

・誰でも直感的に操作可能なUI
・わかりやすいマニュアルあり
導入後も安心のサポート体制
累計65万社導入の実績
・6種類の帳簿自動入力が可能
・消費税率の切り替えが容易
ポップアップメッセージによる入力漏れ防止機能

初期登録費用:20,000円年間利用料:40,000円

まとめ

今回は計ソフトの導入メリットと選び方、そしておすすめの会計ソフト「マネーフォワードクラウド会計」「会計freee」「弥生家計」「勘定奉公Jシリーズ」の4社を紹介しました。

今後、企業のDX化やテレワークの普及により、会計ソフトの導入は必要不可欠です。また、会計ソフトの導入は会計業務の効率化だけでなく、それに伴ってコストの削減を実現するため、企業の発展にもつながります。ぜひ本記事の会計ソフトの選び方のポイントや、おすすめの会計ソフト「マネーフォワードクラウド会計」「会計freee」「弥生家計」「勘定奉公Jシリーズ」4社の比較を参考に、経費精算システムを導入してみてください。