個人事業主が活用できるクラウドファンディングサイトおすすめ7選

個人事業主が活用できるクラウドファンディングサイトおすすめ7選

個人事業を展開する経営者の中には、クラウドファンディングの活用を検討している人も少なくありません。同時に、個人事業主でも活用できるか、事業アイデアはあるが資金が足りない、サイトはどれがいいかわからない、などクラウドファンディングに対する疑問や不安も数多く生まれます。

資金繰りに悩むことが多い個人事業主にとって、クラウドファンディングは手軽に資金調達ができる手法として注目を集めています。ただし実施する上で、要点を理解することが重要です。新規ビジネスや新サービスの開発案件だけではなく、廃業率の大きい業界でも、クラウドファンディングによって資金調達を成功し、事業継続ができたという事例もあります。

クラウドファンディングは、これまでの銀行融資と異なり、気持ちやアイデアで応援者を集め、資金を募ることになります。

この記事では、bizlyが厳選した個人事業主におすすめのクラウドファンディングサイトをご紹介します。

クラウドファンディングとは

資金調達方法の1つであるクラウドファンディングとは、インターネットを通じて自分の夢やビジョンを発信することで、その想いに共感し活動に賛同して頂いた方から活動資金を募る方法のことです。

クラウドファンディングの最大の特長は、資金調達の手軽さです。これまで融資のハードルが高かった、民間・公的金融機関から融資やベンチャーキャピタルによる出資に比べて、かんたんに資金調達が可能になります。

クラウドファンディングサイトおすすめ7選

ここからは個人事業主にもおすすめできるクラウドファンディングサイトを7つ紹介します。サイトによって、特長や運用手数料などが異なるため、詳細は各サービス公式サイトを閲覧すると良いでしょう。

CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

画像引用元:CAMPFIRE公式サイト

CAMPFIRE(キャンプファイヤー)は、国内クラウドファンディングの中でも最大規模のプロジェクト数、支援者数を誇るサービスです。ファッション、飲食、ゲーム、音楽、アートなどあらゆるカテゴリーを網羅し、プロジェクトを企画する側、支援する側問わず、誰でもかんたんに挑戦できます。

夢を叶えたい事業主と、夢を応援したい支援者が繋がるマッチングサービスであるCAMPFIREは、参加者が安心してプロジェクトを実行・支援できるために、日本初のクラウドファンディング保険を提供しています。

また、社会課題の解決をさせるクラウドファンディングに特化した、CAMPFIRE for Social Good(キャンプファイヤーフォーソーシャルグッド)もあります。

種類購入型
特長・累計プロジェクト数は82,000件以上で国内最大規模
・780億円以上の支援実績
・国内初のクラウドファンディング保険の提供
費用手数料として売上総額の15%
募集期間1日〜79日間
(All-or-Nothing方式の場合は1日〜59日間)
公式サイトURLhttps://camp-fire.jp/

READYFOR(レディフォー)

画像引用元:READYFOR公式サイト

READYFOR(レディフォー)は、2011年3月に日本で初めてクラウドファンディングサイトとしてスタートしたサービスです。特長は業界最安水準の手数料で、事業者の負担を軽くし、集めた資金をより多く活動資金に充てることが可能です。

基本的なプロジェクトの実施方式は完全報酬型(All or Nothing)であり、万が一プロジェクトが不成立になっても手数料は掛からないことも魅力です。
※フルサポートプランの場合はキャンセル料発生の場合あり

種類購入型、寄付型
特長・日本初のクラウドファンディングサービス
・累計掲載プロジェクト20,000件以上
・累計290億円を超える支援実績
費用手数料7%+決済手数料5%
募集期間10日〜59日間
(All in型の場合10日~90日)
公式サイトURLhttps://readyfor.jp/

Makuake(マクアケ)

画像引用元:Makuake公式サイト

Makuake(マクアケ)は、新しいものや体験の応援購入サービス。大きな特長は、様々な分野の専門スタッフがプロジェクトを支援する点です。

キュレーター、広報、デザイナー、エンジニア、法務、ビジネスサポートなどMakuakeには、多くの専門家が在籍しており、プロジェクトの成功に向けてマーケティングやチャネル戦略の立案・実行までをサポートします。

日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞や、累計1億2千万円の資金調達を成功した折り畳み電動バイクなど、Makuakeを通じて生まれたヒット商品が多数あります。

種類購入型
特長・特許取得済みの市場分析ツールでデータを元に市場調査が可能
・メディア掲載数月平均10,000件以上。自社のプロジェクトがメディア掲載のチャンス
費用手数料20%
募集期間要問合せ
公式サイトURLhttps://www.makuake.com/

A-port+(エーポートプラス)

画像引用元:A-port+公式サイト

朝日新聞社が運営する、A-port+(エーポートプラス)は、新聞社ならではの記者経験者による、情報発信力・編集力・PR戦略のノウハウを活かして、プロジェクト参加者をトータルプロデュースするクラウドファンディングサイトです。

スポーツチーム、芸能、伝統工芸など朝日新聞が持つネットワークを活かし、地方に存在する問題解決や、夢を追いかける個人・団体・企業を支援しています。

種類目標達成型、実行確約型
特長・およそ400万人の新聞読者をはじめ幅広い年代にアプローチ
・新聞記者が発行するメディアなので編集力・訴求力が高い
・新聞、雑誌、WEB、テレビなど様々な媒体でアピール
費用要問合せ
募集期間要問合せ
公式サイトURLhttps://a-portplus.asahi.com/

セキュリテ

ファンド投資型クラウドファンディングのセキュリテは、少額から出資一般的なファンドと比べて1口数万円から出資が可能なので、より多くの投資家に呼びかけることが可能です。

事業の魅力、事業計画を発信することで、投資家からの共感を通じた自社のファンづくりが可能です。

種類ファンド投資型、プロジェクト型
特長・ファンドを利用した資金調達
・事業の魅力、事業計画を発信することで、共感を通じたファンづくりが可能
・個人投資家から出資を募ることが可能
費用要問合せ
募集期間要問合せ
公式サイトURLhttps://www.securite.jp/

KAIKA(カイカ)

画像引用元:KAIKA公式サイト

KAIKA(カイカ)は、山口県・広島県・福岡県の若者や女性をはじめとする地域活性化するビジネス創出に特化した投資型クラウドファンディングです。

日本初の産学金官伝連携のクラウドファンディングサービスとして、自治体・行政・金融機関・メディアが事業のPRをサポートします。

種類投資型、購入型
特長・山口県、広島県、福岡の地域活性に特化した投資型クラウドファンディング
・投資家からの投資金をもとに事業運営
・商工会議所、学術機関、金融機関、行政機関、マスメディアが連携して情報発信
費用要問合せ
募集期間要問合せ
公式サイトURLkaika-crowdfunding.jp

FUNDINNO(ファンディーノ)

画像引用元:FUNDINNO公式サイト

FUNDINNO(ファンディーノ)は、将来性のあるベンチャー企業に投資ができる日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスです。

ベンチャー投資(エンジェル投資)は数百万円~数千万円するイメージが持たれる中、FUNDINNOはネットで10万円程度から投資が可能であるため、より多くの投資家から資金を募ることが可能です。

投資による資金調達であるため返済義務がないことや、完全成功報酬型(All or Nothing)であるため、リスクを抑えた資金調達が可能です。

種類株式投資型
特長・日本初の株式投資型クラウドファンディング
・投資による資金調達のため、返済義務がない
・SNSやメディアに拡散されるためマーケティング効果が期待できる
費用・審査料10万円~
プロジェクト成立時に株式及び新株予約券の発行価格総額の20%相当額が手数料として発生
募集期間要問合せ
公式サイトURLhttps://fundinno.com/

まとめ

この記事では、個人事業者向けに厳選したクラウドファンディングサイトを紹介しました。今回紹介した以外にも、数多くのクラウドファンディングサイトが立ち上がっています。

クラウドファンディングは、銀行融資やベンチャー投資に比べ、参画の敷居が低く、アイデア1つで多くの資金調達が可能です。また、新商品や新規事業をクラウドファンディングを使ってPRすることで、自社のブランディングや、発売前の市場の反応を知ることが出来ます。

完全成功報酬型(All or Nothig)であれば、プロジェクトが成立しなければ費用負担もありません。そうした意味では、プロジェクトが成功するしないに関わらず、リスクなしにマーケティングができるので活用メリットが非常に大きいといえます。逆にクラウドファンディングで共感得られなければ、商品化を実現しても売上は厳しいと予測できます。

アイデアを形にしたい人は、ぜひクラウドファンディングの活用を検討してみてください。

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