新型コロナウイルス拡大により多くの人が集まって行うイベントなどが制限されている中で、密を避けた遊びであるキャンプの人気が高まっています。
家族でバーベキューなどをして楽しむ人もいれば、1人で焚火などを楽しむソロキャンプをする人もおり、今や老若男女関係なく楽しめる人気な遊びとして確立してきていると言えるでしょう。
しかし一方で、今まで少人数でキャンプ場を営んでいた人や予約対応などを電話で受け付けていた人にとって、予約者の増加は予約管理の難しさへとつながっています。予約管理に時間を取らてしまい、他の業務へ支障をきたすことも少なくありません。
そこで今回は、キャンプ場・バーベキュー場を運営するにあたっておすすめの予約システムを紹介します。また、数ある予約システムの中から導入を検討する上で考慮するべき選定ポイントも含めて説明します。
キャンプ場の運営で予約システムに求める機能

オプション機能の有無
キャンプ場予約の際には、テントやバーベーキューセットなど備品オプション予約機能が必須となります。予約する際に、オプションを選べるシステムを導入することで当日受付スタッフとのやり取りがスムーズになります。
あらかじめ、オプションの在庫などを予約者側も把握できるので、キャンプ場に到着してから在庫が足りなくて備品の使用が制限されるなどが起こりにくくなります。
24時間予約可能
電話予約や営業時間内のみ予約を受け付けているキャンプ場は機会損失が起こっている可能性が高いです。そこで、24時間365日いつでも予約できる予約システムを導入することで、予約者側も思い立ったらすぐ気軽に予約することができます。実際に予約システムを導入する施設運営者のほとんどが売り上げ向上につながっています。
キャンセル対策のリマインドメール
キャンセル対策のために、リマインドメール機能が搭載されている予約システムを選択することがおすすめです。特に、人数が限られているキャンプ場では1つのキャンセルが大きな損害をもたらします。このような損害を減らしていくためにも、1週間前や前日などにリマインドメールを自動送信できる機能は重要です。
キャンペーンやクーポンなどを知らせるメルマガ配信機能
キャンペーンなどのメルマガ配信機能は、定期的に利用者へのアプローチを可能とします。システムによっては、管理している顧客データから特定の人へのメール配信が可能なので、アプローチしたい顧客や常連客に対してキャンペーンのお知らせやクーポンなどを送ることができます。オプションサービスなどが多くあるキャンプ場運営にとって、一部の無料貸し出しキャンペーンなどは有効なマーケティング手法です。
予約システムを選択する上でのポイント

導入事例があるか
予約システムを導入する上で、導入事例や対応業種・業態を調べていく必要があります。予約システムは、数多くありますが導入実績は大きく異なります。スクール運営の実績は多いが、キャンプ場の実績は全くないなどの可能性もあるので、自身の業種・業態の事例があるのか予約システムの公式サイトからチェックすることをおすすめします。
決済機能
予約される際に、システム上で決済機能があると業務の効率化・省人化が加速していきます。決済機能では、顧客との現金のやり取りがなくなるほか、当日キャンセル防止にもつながります。
対応しているクレジットカードの種類や決済手数料などは、サービスによっても違いがあるので確認が必要です。
無料プラン
予約システムを選択する際には、無料プランから導入することがおすすめです。ほとんどのシステムで無料プランやトライアルプランなどが用意されているので、実際に使用して使いやすさや機能の豊富さなどを確認してください。無料プランから有料プランに変更することもかんたんにできるので、予約システムの使用感を試したうえで有料プランへの移行をおすすめします。
キャンプ場におすすめ予約システム
RESERVA(レゼルバ)予約システム

【特徴】
・20万社の導入実績
・350種以上の業種業態に対応
・キャンプ場予約システム導入実績あり(キャンプ場予約サイトサンプル)
・オプション機能搭載
・キャンペーン等のメルマガ配信機能
・クレジット決済・レぜペイ等の豊富な決済機能
【料金プラン】
フリープラン | ブループラン | シルバープラン | ゴールドプラン | エンタープライズ | |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 0円 | 3,850円 | 5,500円 | 11,000円 | 22,000円 |
月間予約件数 | 100件 | 200件件 | 500件 | 1000件 | 2000件 |
利用可能機能数 | 39 | 39 | 48 | 74 | 88 |
RESERVA(レゼルバ)予約管理システムでは、無料から多くの機能が利用できるので試しに使用したい人におすすめです。また、キャンプ場への導入実績やオプション機能が搭載されているのでキャンプ場に適した予約システムと言えます。
【導入事例】
予約変更の対応などでメール配信機能を多用し、返信対応がスムーズにできています。これからお盆シーズンに向けて予約数が増加する見込みなので、今後はGoogleカレンダーとの連携機能を駆使していきたいですね。
RESERVA活用事例|大人の隠れ場グランパパ【キャンプ場】
RESERVA予約システム導入後には、ネット予約が8割、電話予約が2割と大きく変化しました。データー管理による予約の可視化で、職員同士で業務管理や顧客対応進捗の情報共有化ができています。
RESERVA活用事例|黒木キャンプ場【宿泊施設・キャンプ場】
STORES(ストアーズ)予約

【特徴】
・180の業態・業種に対応
・導入実績10万社以上
・専用アプリで予約操作が可能
・クレジット支払い対応
【料金プラン】
フリープラン | ライトプラン | スタンダードプラン | プラチナプラン | |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額費用(年間契約) | 0円 | 8,778円~ | 26,378円~ | 66,000円~ |
月間予約件数 | 100件 | 200件 | 2000件 | 無制限 |
口コミ機能などを利用者に促す機能が搭載されており、ホームページや予約サイトを検索上位に表示させるために役立てます。リマインドメールや、クレジットカード機能により当日キャンセル防止にもつながります。
リザエン

【特徴】
・200種以上の業態・業種に対応
・導入1カ月の無料トライアルが可能
・カレンダー機能で予約者を把握できる
【料金プラン】
ビジネス版 | エンタープライズ版 | |
初期費用 | 22,000円 | 要問合せ |
月額費用 | 10,000円 | 要問合せ |
月間予約件数 | 500件 | 要問合せ |
カレンダー機能が搭載されているので、予約状況を一目で確認することができます。また、クレジットカード決済機能により事前決済が可能です。
SELECTTYPE(セレクトタイプ)

【特徴】
・ホームページや予約システム作成に対応
・100種類以上のテンプレートがある
・月間予約件数無制限
【料金プラン】
フリープラン | ベーシックプラン | プロフェッショナルプラン | プレミアムプラン | |
初期費用 | 0円 | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ |
月額費用 | 0円 | 1,500円 | 3,000円 | 10,000円 |
月間予約件数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
使用可能な機能は多くないものの、月間予約可能件数が無料プランから無制限である点で利便性があります。ホームページや予約システム作成に関してのテンプレートが豊富なためデザイン性の高いサイトが作成できます。
ChoiceRESERVE(チョイスリザーブ)

【特徴】
・サイト上にカレンダーの設置ができる
・アクセス解析ツールを活用可能
・スマホやタブレットに対応
【料金プラン】
Liteプラン | Proプラン | Enterpriseプラン | |
初期費用 | 22,000円 | 33,000円 | 要問合せ |
月額費用 | 11,000円 | 22,000円 | 要問合せ |
月間予約件数 | 300件 | 300件 | 要問合せ |
ChoiceRESERVE(チョイスリザーブ)では、導入時に手厚いサポートが受けられます。セキュリティに精通した専門チームが疑問点や実装方法などを丁寧に答えてくれるため安心して使用可能です。
今回紹介したおすすめ予約システム5選の比較表
これまで料金表をそれぞれ記載してきましたが、ここではわかりやすい比較のために5社のシステムの料金体系を比較表にまとめました。
システム名 | 初期費用 | 月額費用 | 月間予約件数 | 公式サイト |
RESERVA(レゼルバ)予約システム | 0円 | 22,000円 | 2000件 | RESERVA公式サイト |
STORES(ストアーズ)予約 | 0円 | 66,000円 | 無制限 | STORES予約公式サイト |
リザエン | 22,000円 | 10,000円 | 500件 | リザエン公式サイト |
SELECTTYPE(セレクトタイプ) | 要問合せ | 10,000円 | 無制限 | SELECTTYPE公式サイト |
ChoiceRESERVE(チョイスリザーブ) | 33,000円 | 22,000円 | 300件 | ChoiceRESERVE公式サイト |
まとめ
今回は、キャンプ場・バーベキュー場に導入するべき予約システム5選を紹介しました。近年では、キャンプブームのためキャンプ場利用者が急増しています。その中で、予約を手動で受け付けているキャンプ場は、通常業務に加え予約業務が急増していることでしょう。
そこで、業務の急増を避け、予約受付の効率化・省人化を達成させる予約システムがおすすめです。前述のとおり、予約システムの導入は、予約業務の自動化に加え、機会損失をなくすため売り上げの向上にもつながります。予約システムの導入を迷っているキャンプ場運営者は、ぜひ今回紹介した予約システム5つを参考に検討してみてください。