ECサイト作成に必要なASPカート比較5選|メリット、デメリット、選択のポイント

ECサイト作成に必要なASPカート比較5選|メリット、デメリット、選択のポイント

新型コロナウイルスの影響で、実店舗を訪れる顧客が大幅に減少してきています。また、楽天やAmazonなどによって、スマホやパソコンから商品を購入することの便利さを消費者は身をもって経験している状況です。

現代のモノの売り買いの方法は、10年前では想像できなかったような変革を遂げていて、全国民のECサイト利用率は80%を超えるともいわれています。今後、ますます利用者が増加していくでしょう。そんな中、誰でもかんたんにECサイトを作成できるASPカートが現在話題になっています。

今回は、CMなどでも話題となっているASPカートについて詳しく説明していきます。IT知識がなくとも、ECサイトを作成して自社商品をサイトに掲載することが可能となります。自社商品の売り上げに行き詰っている人、個人事業主などで商品を実店舗なしで売りたい人はぜひ参考にしてください。

ECサイト

ECサイトとは、Eコマース(インターネットを通じて行われるモノやサービスの売買のこと)を提供しているWEBサイトです。Amazon、楽天、ヤフージャパンのECサイトを思い浮かべると分かりやすいでしょう。実店舗に行かなくても商品を吟味することが可能となり、消費者に自社の商品を認知してもらうチャンスが増加します。

ECサイト作成の5種類

ASPカート

特別にサーバーなどを利用する必要がなく、プラットフォームをレンタルする形で手軽にスマホやパソコンでECサイトを構築できます。初期費用や、月額費用が無料なASPカートもあります。

パッケージやオープンソースには劣るものの、カスタマイズも行うことができ、自社で独自性をもってECサイトを利用することができます。

個人事業主~中小企業向け

オープンソース

ITスキルを持っている方であれば、オープンソースを使用して独自のECサイトを作成することができ、コストを抑えることにもつながります。オープンソースは、自由に使用、複製、変更などを行えます。セキュリティ対策や、法律改正などに伴う変更を自社で行う必要があるので、IT知識が高い従業員が必要です。

個人事業主~中小企業向け

パッケージ

ECサイトを販売している企業のパッケージを購入します。基本的に、オープンソースなどとは違い、自力で構築することはありません。サポートも充実していて、販売している企業によって、セキュリティ対策や、さまざまな変更や訂正が行われるため、IT知識は必要なくECサイトを使用できます。アップデートや初期費用などに多額のお金がかかるため、注意が必要です。

中小企業~大企業向け

フルスクラッチ

プログラミングなどを利用して、最初から最後までECサイトの構築を行います。とても時間と技術とお金が必要です。もちろん、自社にしかないECサイトを構築され、自社に必要なシステムや、デザインを思うがままに作成することができる特徴があります。

大企業向け

モール型ECサイト

モール型ECサイトは、ショッピングサイトのことです。モール型では、自社でECサイトを構築することはせず、企業が持っているサイトに商品を出店、出品する形式となります。

有名なサイトは、Amazonや楽天、ヤフーなどがあり、とても規模が大きく認知度が高いです。認知度が高いことは、メリットにもなりますが同業他社の商品と比較されるため、価格競争になっていくというデメリットもあります。

ASPカートとは何か

ECサイトを構築するための方法の1つであるASPは、インターネット上でアプリケーションを利用するサービスのことです。つまり、インターネットにつながっていれば場所を問わずに利用することが可能です。ASPカートは、ECサイトを作成時に必要なシステムを提供し、利用者は知識なしにサイト制作を行えるサービスとなっています。

ASPカートを利用するメリット

・専門知識が必要ない
・安価でかんたんに使用可能
・システム管理が必要ない

専門知識が必要ない

ECプラットフォームを借りるだけであるため、構築に関する専門知識は必要ありません。基本的に必要な知識はほとんどないため、だれでもECサイトを運営することができます。

安価でかんたんに使用可能

他のECサイト構築方法と比べると圧倒的に安価で構築することができます。

サービスによっては、初期費用や月額費用が無料であるため、まだ売り上げが経っていない人や、試しにECサイトを運営していきたいという人にとっておすすめです。

システム管理が必要ない

ECサイトのトレンドは、日々変化してきています。使いやすいサイトが次々と出てきている中で、システムの変更などを行う必要がなく、常に最先端のサイトを利用できます。

また、法律の改定や、システムのアップデートなども気にする必要がないため、手軽に使用することができます。

ASPカートを利用するデメリット

・カスタマイズしにくい
・外部連携が制限される

カスタマイズがしにくい

フルスクラッチやパッケージに比べると、カスタマイズがしにくいです。商品によっては、決済方法や機能を独自のアイディアで使用したい場合もありますが、ASPカートの場合は変更ができないこともあります。

外部連携が制限される

自社で使用しているシステムとの連携を通して、顧客をECサイトに流したい場合などでも、ASPカートでは制限されます。つまり基本的に決められた付属機能を利用するしかなく、機能を拡張するためには、パッケージなどに変更する必要が出てきます。

ASPカートを選択するポイント

・自社で必要な機能があるか
・自社の商品カテゴリーと合っているか
・スマホでの閲覧が可能かどうか
・自社に合った予算かどうか

自社で必要な機能があるか

自社で作成するサイトと違い、新しく欲しい機能を加えることはできないため、あらかじめ必要なものを考えておく必要があります。外部連携を付けたい場合、外部連携を多少可能なASPカートを選択する必要があります。

また、海外での商品の販売も視野に入れている場合は、越境EC対応が行われているASPカートがおすすめです。越境EC対応では、多言語や外貨に対応しています。自社の商品の可能性を広げるためにも検討してみてください。

自社の商品カテゴリーと合っているか

それぞれのASPカートでは、売れている商品カテゴリーに偏りがあります。つまり、成功している商品のカテゴリーが自社と合っているものなら、優先的に選択すると良いです。

一方、自社商品のカテゴリーの扱いが少ないASPカートを選ぶと、いくら良い商品だとしても売れないこともあるため、事前によく調べる必要があります。

スマホでの閲覧が可能かどうか

最近では、ECサイトをパソコンで見るユーザーは減ってきています。扱っている自社商品にもよりますが、スキマ時間などにサイトを閲覧するため、スマホでの閲覧に対応しているASPカートかどうかを確認してください。売り上げに大きく影響してくることもあるため注意が必要です。

自社に合った予算かどうか

ASPカートによっては、初期費用と月額費用が無料な場合もあります。また、費用は多少かかる場合でも、商品の購入時の手数料が少ないサービスもあります。売り上げの状況や、予算の状況により、無料プランから有料プランに変更も可能です。

おすすめASPカート5選

BASE(ベース)

画像引用元:BASE公式サイト

【特徴】
・ショップ開設数 150万数突破
・ファッションや雑貨などのあらゆるカテゴリに対応
・テンプレートのほかにもプロが作ったデザインの使用可能
・HTML編集でカスタマイズも可能
・800万のユーザーを抱えるショッピングアプリBASEから集客
・開設後のサポートも充実

【導入事例】
youange(株式会社KOS)
藍包丁(エディットジャパン)
Senbei Brothers(笠原製菓)

【値段】

スタンダードプラングロースプラン
初期費用0円0円
月額利用料0円5,980円
決済手数料3.6%+40円2.9%
サービス利用料3%0%

4年連続でネットショップ開設がNO.1のBASEの魅力は、集客力と無料という点です。一般に、ECサイトを開設しただけでは、集客をすることはとても難しいことがあります。しかし、BASEは、800万ユーザーを保有しているショッピングアプリBASEに自社商品を掲載させ集客を獲得することにつながります。

STORES(ストアーズ)

画像引用元:STORES公式サイト

【特徴】
・無料プランと有料プランがある
・Instagramと販売連携が簡単にできる
・ショップデザインが48種類と豊富
・電子マネー、クレジットカード、メールリンク決済対応
・アフィリエイトタグの発行が可能
・実店舗と連動したPOSレジ、在庫管理が表示

【導入事例】
WCJ(WCJAPAN INC.)
ciatre(ciatre)
PAPIER TIGER(PAPIER TIGRE Tokyo)

【値段】

フリープランスタンダードプラン
月額利用料無料2,980円(初月0円)
決算手数料5%3.6%

InstagramなどのSNSとの連携機能が充実しているため、SNSを通して集客が可能です。また、メールマガジンの配信やnoteの記事内にURLを貼り、商品を紹介することができます。自社のECサイトに訪れた人数や滞在時間などをかんたんに確認することができ、より魅力的なサイト運営につなげることもできます。

Shopify(ショッピファイ)

画像引用元:Shopify公式サイト

【特徴】
・全世界で175ヵ国、170万店舗以上で利用されている世界最大級のプラットフォーム
・初期費用は無料で月額課金制
・SNSとの連携で集客力を上げられる
・越境ECに対応
・提携している拡張アプリが多く、柔軟な対応が可能

【導入事例】
オリオンビール(オリオンビール株式会社)
Whole Meat 
Kyoto Brewing(京都醸造)

【値段】

ベーシックプランスタンダードプランプレミアムプラン
月額費用25ドル~69ドル~299ドル~
決算手数料2.7%~2.5%~2.4%~

世界中で自社商品を売りたいと思っている方にとっては、魅力的なASPカートです。月額料金は発生するものの、決済手数料が低いため商品を大量に売る見込みがある場合は、BASEなどよりも安価になります。提携している拡張アプリが多くあるので、物流業務の自動化や越境ECに対応した出荷管理システムなど効率よくサイトを運営することができます。

MakeShop(メイクショップ)

画像引用元:MakeShop公式サイト

【特徴】
・ショップ売り上げ9年連続No.1
・月間の利用料金が業界最安水準
・全テンプレート無料で使用可能
・業界トップの651機能搭載
・SEO設定や、クーポン機能など無料で使用できる機能多数
・会員数1,000万人以上のGMOポイントユーザーへのアプローチ可能
・業界最多の37のアフィリエイトと連携

【導入事例】
Lafayette ラファイエット(有限会社ラファイエット)
フジトウ商事株式会社
北欧の森(株式会社ベストワン)

【料金】

プレミアムプランMakeShopエンタープライスプラン
初期費用11,000円110,000円~
月額費用12,100円60,500円

ショップ売り上げ数がNo.1であることが大きな魅力です。その背景には、ECサイトを作成後のサポートが手厚いこと、GMOポイントユーザーへのアプローチが可能なことが挙げられます。素晴らしいECサイトを作成しても認知されなければ売り上げに繋がりません。

インターネット上で上位表示されるSEO対策や、アフィリエイト連携など多くの認知度を上げる機能が搭載されていることがメリットとしてあります。

COLOR ME(カラーミー)ショップ

【特徴】
・国内最大級プラットフォーム
・初期費用・月額費用無料のプランから導入可能
・運営ノウハウや動画で分かりやすい解説付き
・オリジナルのデザインを使用できる
・<head>タグ以外の編集は自由
・決済機能の種類が多数

【導入事例】
SOU・SOU
Wazawaza(株式会社わざわざ)
ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル  Official Store

【料金】

レギュラープランラージプランラージプランプレミアムプラン
初期費用3,300円3,300円22,000円
月額費用4,950円9,595円39,600円
決済手数料4.0%~4.0%~3.14%~

価格を抑えて、オリジナリティを重視してECサイトを作成したい方におすすめです。基本的にデザインの編集が可能であるため、多少の知識があれば自分なりのサイトが出来上がります。もちろん、テンプレートも豊富にあるため自走しなくとも立派なサイトを作成できます。他のASPカートとの違いは、決済機能が多数選べる点です。コンビニ支払い、代引き決済、後払いなどを選択させたい方にもおすすめです。

まとめ

今回は、ECサイト作成方法としてのASPカートをすすめるポイントと人気なASPカートを5つ比較・説明しました。

オンライン販売の一般化によって、多くの消費者がECサイトを利用しています。この流れは、今後さらに加速していくでしょう。商品販売者側からしても、自社のECサイト所有は人気な販売方法の1つとして確立してくると予測されるため、自社の素晴らしい商品を多くの消費者に届けるためにもECサイトの導入を考えてみてはいかがでしょうか。