おすすめ受注管理システム4社比較│メリットと選び方も解説

おすすめ受注管理システム4社比較│メリットと選び方も解説

「受注時に聞き間違いで注文と異なったものをお客様に届けてしまった」「受注管理に時間を取られ、仕事現場が回らない」といったお悩みを抱えたことはありませんか。

受注管理システムを利用することで、これらの課題を解決することが可能です。

今記事では、

・受注管理システムとは
・受注管理システムのメリット
・受注管理システムの選び方
・EC向け/多様な業種業態向けおすすめ受注管理システム4社比較

について紹介していきます。

受注管理システムとは

受注管理システムは、発注者の注文の受付や受注後の伝票作成やメール送信などの管理をシステム上で自動的に行ってくれるシステムのことを言います。

加えて、経理や在庫管理に必要な情報、マーケティングに必要な情報なども受注管理情報から提供してくれ、これからの事業戦略に欠かせない存在です。

受注管理システムのメリット

1. あらゆるコストの削減

受注管理システムを利用することで、受注管理に費やされていた人員、時間、紙などの雑費、すべて削減されます。

なぜならば、受注管理にまつわる作業はデジタル上、かつ受注管理システムが自動で行ってくれるためです。

2. 複数店舗の受注情報を一元管理

受注管理システムの利用で1つの店舗の受注情報のみならず、他店舗の受注情報もまとめて管理することが可能です。また、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなど、ネットショップの受注管理も行うことができます。

お店全体の受注を一元管理することで、管理しやすくなるだけでなく、データ分析が容易になり、商品をより効果的に売り出すことや、販売方法の改善の判断を即座に下すことが可能です。

3. トラブルの防止

電話やメールでの受注管理では、聞き間違いや言い間違い、見間違いで異なった商品を届けてしまったりと、トラブルが頻発します。

受注管理システムを導入することで、このような受注内容に関するミス」がなくなり、得意先との良好な関係を維持することが可能です。もちろん、ミスによる無駄な時間やコストの発生もなくなります。

受注管理システムの選び方

1直感的に使えるか

誰でも直感的に使いこなせるユーザーインターフェースが備えられた受注管理システムがおすすめです。

すぐに使いこなすことが可能であれば、導入効果も早い段階から実感でき、ストレスなく誰でも受注管理を行える環境になります。

2. 業種や業態に適しているか

食品、洋服などの扱う商材や、実店舗やネットショップかなどによって、必要な項目や受注方法は異なります。自社の業種・業態に適した受注管理システムを選定しましょう。

ECショップを利用しているのであれば、利用しているネットショップに対応している受注管理システムであるかも確認しましょう。

3. 取引先が使いやすいか

せっかく受注管理システムを導入しても、導入により発注者側を混乱させてしまっては、ビジネスが崩壊してしまう恐れがあります。

取引先に負担かけないためにも、取引先は無料で使えるものや、誰でも直感的に使えるシステムを導入する必要があります。

4. 他システムと連携できるか

自社内の他システムと連携可能であれば、受注管理のみならず、他作業においても業務効率化が期待できます。

例えば、在庫システムと連携することで、注文された時点で在庫があるかどうかの確認が容易になります。
経理ソフトとの連携では、注文情報を手動で転記する必要がなくなるため、経理作業にかける時間が短縮されます。

5. サポート体制が充実しているか

わからない機能やエラーがあった際に、すぐに相談可能であったり、丁寧に対応してくれるサポート体制があれば安心ですよね。しっかりとサポート体制が整っている受注管理システムを選ぶことがポイントです。

6. 料金が適しているか

コスト削減を目的として導入した結果、想定以上にお金がかかってしまったとなっては元も子もありません。

初めは最小限の機能のプランを利用し、欲しい機能が明確になってからプランをグレードアップしていく、受注数が増えて料金が変わらない定額制の受注管理システムを選ぶなど、費用対効果を十分に検討しましょう。

おすすめ受注管理システム4社比較

ECに特化した受注管理システム2社と、あらゆる業種・業態で利用可能な受注管理システム2社を比較しながら紹介します。

1. まとまる店長【EC向け】

特徴・事業規模や商材問わず、4000社以上の利用実績
商品情報を一括で登録/修正可能
複数ショップに一括で商品を出品可能
・様々なルーティン業務を自動化可能
・ショップの仕様変更など迅速に対応
・操作画面がシンプルで利用しやすい
サポート体制あり(電話・メール)
初期費用なし
月額料金3,000商品まで:9,800円
5,000商品まで:15,000円
10,000商品まで:25,000円
その他料金はまとまるEC店長公式サイト料金プラン一覧をご覧ください。

2. アシストEC店長【EC向け】

特徴・在庫管理や顧客管理も可能
・顧客やショップに合わせたメールを自動送信
・受注件数に合わせた無駄のない料金体系
店舗をまたいで顧客の購入回数を管理可能
・問い合わせへの迅速な対応でサポート体制抜群
独自機能をカスタマイズ可能
サポート体制あり(電話・メール)
初期費用50,000円
月額料金25,000円~

CO-NECT(コネクト)

画像引用元:CO-NECT公式サイト
特徴・様々な業種業態に対応
・受注から請求書までスマホでワンクリック作成
・情報の共有や連絡などもスマホ上で完結
・経理システムのためのデータ出力機能
・発注毎に異なる受注情報表示や受注方法に対応
・直感的に利用可能な操作画面
・取引先は無料で利用可能
・無料トライアルあり
サポート体制あり(メール・電話・チャット)
初期費用無料
月額料金フリープラン:無料(取引回数など100件/月)
プロフェッショナルプラン:9,800円
エンタープライズプラン:19,800円
アルティメットプラン:50,000円

楽楽販売

画像引用元:楽楽販売公式サイト
特徴・様々な業種/業態に対応
・独自の受注管理フローにも柔軟に対応
・様々なルーティン業務を自動化可能
・受注管理以外にも幅広い業務の効率化を実現
・外部システムとも連携可能
ログ管理やクライアント認証等のセキュリティ
サポート体制あり(電話・メール・動画マニュアル・学習ツール・サポートセミナー)
初期費用150,000円
月額料金60,000円~

まとめ

今回は受注管理システムとはなにか、メリットや選び方、そしてEC/多様な業態業種向けのおすすめ受注管理システム4社比較について紹介しました。

企業向け業務管理システムを開発・提供する株式会社アイルが実施した「受注業務の実態調査」によると、受注管理システムを導入した企業のうち76.2%の人が業務時間の削減につながった、と回答しています。

皆さんもぜひ上手に受注管理システムを活用し、働きやすい環境を実現させ、企業の成長につなげましょう。