IGDA（国際ゲーム開発者協会）が発表した脱出ゲーム売上規模概算よると、2023年脱出ゲームにおける売り上げ規模は60億円であり、2020年40億円、2021年45億円、2022年50億円と年々売り上げ規模が拡大していることがわかります。
全国各地でリアル謎解きゲームが開催されており、その需要は右肩上がりです。近年では、観光促進を目的とするイベントや、博物館・水族館など既存施設のイベントとして導入するケースも増えています。新しい謎解きゲームの開催が増えるなか、運営側には予約対応や顧客データ管理などの課題が存在します。こうした課題の解決に有効な施策が、予約システムの導入です。
本記事では、予約システム業界1位の実績を誇る「RESERVA（レゼルバ）」を例に挙げ、リアル謎解きゲーム向けの予約受付において予約システムがもたらすメリットと効果的な機能について紹介します。
リアル謎解きゲームにおける課題
リアル謎解きゲームの運営における課題として、下記が挙げられます。
1．人手不足
各地でリアル謎解きゲームの開催が増えていくなかで、期間限定の単発イベントを開催する場合や、既存施設で新しくイベントを実施することがあります。イベント開催ごとに、受付や予約管理などの人員確保が求められます。新しい人手を集めることは負担であり、運営における課題の一つとして挙げられます。
2．参加者のデータ管理
リアル謎解きゲームは、大きなイベントとして開催する場合や、期間限定で開催するイベントもあります。謎解きゲームの需要が高まっている今、一度に多くの顧客が集まるため、参加者の情報を管理することが重要です。四人一組などの人数制限や年齢制限が設けられているゲームもあるため、アナログでの情報管理は大きな負担となります。
3．ニーズに応える
市場が拡大しているため、さまざまな種類のリアル謎解きゲームが開催されています。顧客獲得のために、謎解きやストーリーで差別化を図りながら、顧客が何を求めているのかを把握する必要があります。
リアル謎解きゲームに予約システムを活用するメリット
リアル謎解きゲームを開催する際のさまざまな課題は、予約システムを導入することで解決できます。
1．24時間365日受付可能
予約システムの多くは自動予約受付を行っており、24時間365日いつでも予約可能です。電話応対用のスタッフを雇う必要がなくなるため、人件費削減につながります。システムが予約管理をするため、人的ミスの発生も防ぎます。
2．参加者の情報一元化
予約システムの導入により、予約時間や参加者の詳細なデータを一括で管理できます。これにより、日程ごとの参加者をかんたんに把握することができます。予約受付業務を円滑に行うだけでなく、データの分析も可能になるため、イベントの改善に役立ちます。
3．データを使用したマーケティング
予約システムを通じて、イベントに参加した顧客の年齢層や需要を把握することができます。謎解きゲームにおいて、謎の難易度は非常に重要です。データ分析を通じて、顧客が求める謎解きの難易度を調整することで、顧客満足度向上につながります。
リアル謎解きゲームにおすすめのRESERVA機能
RESERVA予約システムの特徴
「RESERVA」は国内シェアトップクラスを誇るクラウド型予約システムで、導入数は30万社を超えています。RESERVAは業界・業種問わず350社以上の業態で利用されており、国内No.1予約システムとして知られています。
RESERVAはフリープランから利用が可能で、最短3分で予約システムを作成できることから、予約システムの導入が初めてでも、コストをかけることなく気軽に使うことができます。
1．複数料金設定機能
本機能は、予約メニューごとに複数の料金形態を設定できる機能です。一般料金のほかに学割やシニア料金など、年代別の料金設定が可能です。予約画面から料金形態がひと目でわかるので、予約者の利便性向上につながります。
2．団体予約受付
団体予約受付は、予約希望者が予約するときに複数人分をまとめて予約できる機能です。複数人分の予約を受付可能にした場合、予約可能な人数を何名以上～何名以下で設定できます。謎解きイベントは四人一組での参加など、人数を設けるゲームもあります。RESERVAの団体予約は最低人数を設定できるので、効率的な管理が可能です。
3．予約リマインドメール
予約リマインドメールは、予約日前日に、該当の予約者に詳細をメールを配信する機能です。参加者は再度予約内容を確認することができるため、キャンセル・遅刻防止につながります。
リアル謎解きゲームでは開始時間が定められているイベントも多いため、本機能を導入することでよりスムーズな運営を期待できます。
4．顧客満足度調査（NPS®）
顧客満足度調査とは、イベントに対する顧客の期待・満足度を調査するものです。運営側が提示した質問に対し、参加者には11段階で評価をしてもらうことができます。
謎解きゲームでは、謎の難易度や世界観・ストーリーが非常に重要です。各地でイベントが開催されているからこそ、顧客のニーズに合ったイベント開催が求められます。本機能を使用することで、謎解きの難易度などを評価してもらうことができるため、顧客の意見を反映させるゲーム作りに役立ちます。
体験型イベントでの導入例
「予約DX研究所」では、以下のように予約システムを導入した運営者の生の声が多数紹介されています。リアル謎解きゲーム運営者の声は紹介されていませんが、同様のサービスで導入された例が掲載されています。
我々の事業では、いちご摘み用のパックのサイズを3種類用意し、サイズに応じた料金設定をしているため、例えば家族で来場した際に、異なるサイズのパックを複数予約しても誰かひとりがまとめて決済できるような設定にできたらいいなと思っていました。そのような時にRESERVA予約システムで複数料金設定ができることを知り、他社から切り替えました。また、クレジットカード決済ができることも決め手でした。
RESERVA活用事例｜BASE 101%-NISHIAWAKURA-【いちご摘み体験、複合施設】
まとめ
今回は、リアル謎解きゲーム運営におすすめの予約システムとしてRESERVA予約システムを紹介しました。
RESERVAはフリープランからも多くの機能を利用できるため、コストをかけることなく予約システムを取り入れることができます。24時間365日の受付機能やデータを活用したマーケティングなど、効率的な運営の実現を可能にする機能やシステムが搭載されています。リアル謎解きゲームの運営者にとって、質の高いイベントを提供するためには、顧客満足度調査などを活用して顧客の声を取り入れる必要があります。
RESERVAにはリアル謎解きゲームの予約管理に適した多くの機能があります。予約システムの導入に迷っている運営者は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。