日本で古来から飲まれている日本酒は今特に人気が高まっています。海外では日本酒は「SAKE」ブームとして人気を博しており、国税庁の調査結果「酒のしおり」内「最近の日本産酒類の輸出動向」では、2022年度の日本酒輸出総額が約475億円に達したことを発表しました。
新型コロナウイルス感染症も緩和され、日本政府観光局(JNTO)による「訪日外客統計」内「月次報告 2023年6月推計値(2023年7月19日発表)」では2023年1月から6月までの上半期に日本を訪れた訪日外客数は1,071万人余りとなり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大前の2019年以来、4年ぶりに上半期1,000万人を超えました。訪日外国人観光客の受け入れも緩和され、さらに観光客数の増加が見込まれます。外国人観光客の増加によって日本酒ブームによる酒蔵見学も顧客が増えることが予想されます。そのため、業務の効率化がさらに必要となってきます。
業務の効率化は、利用者側、運営者側双方の負担を減らします。しかし、個人で業務効率化を図るのは難しく、このような課題を解決するために現在様々な場所で予約システムが導入されています。
本記事では、予約システムの導入が酒蔵見学にどう影響するか、予約システム業界1位の実績を誇るRESERVA(レゼルバ)予約システムを例に挙げながら解説します。
酒蔵見学予約の課題
酒蔵見学の予約管理においてアナログな予約管理を行うと以下のようなデメリットが生じます。
顧客の入場制限
電話やメールを用いたアナログな予約管理は、一度に大人数の予約を受けるときに大変です。
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、酒蔵見学の場では人数制限をしていることが多くあります。メールと電話で予約を受けることで行き違いが起きる可能性もあります。また、合計人数を管理し制限するにはかなりの手間がかかります。
予約対応時間の限界
酒蔵見学の予約を電話、メールなどを使って受け付けている場合、営業時間内しか予約を受け付けることができません。そのため酒蔵見学の休業日や、営業時間外に予約を行いたい顧客を損失する可能性が非常に高くなります。
また営業時間中でも、実際の見学に来てくれた顧客の対応もあり、必ず電話に出るわけではありません。メールの返信も遅くなる場合もあります。話がつながるまで何度も電話をかけるのは面倒に感じますし、顧客は見学をあきらめてしまう可能性が高くなります。
都度のメール対応の負担
手作業で予約後、予約前日、見学後にメールを送るのは大変な作業です。
都度予約者全員にメールをアナログで送っていると、実際の酒蔵見学の運営について作業できる時間が限られてきてしまいます。
メールの文章を予約後、予約前日、見学後の3つのパターンを1から考えるだけでもかなりの時間が必要になります。その上、見学プランが複数ある場合は各見学プランに対応していくつものメールを作らなくてはなりません。
酒蔵見学に予約サイトを導入するメリット
RESERVA予約システムの特徴
「RESERVA(レゼルバ)」は導入数26万社を超え、国内シェアトップクラスの予約管理システムです。350種類以上の業種で利用されています。
パソコン、スマホ、タブレットに対応しており、どのデバイスからも予約や予約確認をすることができます。最短3分で予約システムを作成でき、当日から予約を受け付けられます。管理画面もシンプルで分かりやすいため、初めての予約システム作成におすすめです。予約受付、顧客管理をはじめとする多くの機能が0円から利用可能で、気軽に利用することができます。
→RESERVAで作成された工場見学のサンプルサイトはこちら
容易な入場制限
予約システムがあれば入場制限や予約の上限人数の設定がかんたんにできます。また行列、混雑の防止を行えるため、酒蔵見学を安心して運営できます。
24時間365日予約受付可能
電話やメールなどのアナログな予約管理では、営業時間以外のお問い合わせに対応できず顧客を逃していたところが、予約サイトの導入でいつでも受け付けられます。
またRESERVAでは、予約キャンセル、日時変更も利用者自身で行えるため利用者の負担をさらに減らせます。
自動メール送信機能
RESERVA予約システムでは、予約受付完了時に予約通知メールが自動的に配信されます。予約者は通知メールが届くことで、予約内容に間違いがないか確認できるほか、メール本文からキャンセルを行うことも可能です。酒蔵見学運営の負担であった「都度のメール対応」を軽減することができます。
予約通知メールのほかに、「サンキューメール機能」といった予約サービス提供後にお客様宛にメール送ることも可能です。「ご利用ありがとうございました。」といったお礼メールを送る場合も多いと思いますが、うっかり送信するのを忘れてしまうこともあるでしょう。RESERVAのサンキューメールを設定すると自動的に配信されるため、送信忘れを防ぐとともに、顧客のロイヤリティ向上に役立ちます。
無料で予約サイトの作成
RESERVAでは無料で予約サイトを作成することが可能です。酒蔵見学は海外の顧客にも人気なサービスであるため、予約サイトをつくることは効果的です。ホームページ作成が難しくなかなか手を出せなかった運営者でも、RESERVAを用いてかんたんに作成できます。
またRESERVAは英語、中国語(簡体)、中国語(繁体)、韓国語、タイ語の5カ国語に対応しており、外国人の顧客の予約も見込める酒蔵見学にオススメな予約管理システムといえます。
酒蔵のホームページやブログ上への予約サイトの埋め込みや、予約ボタンを設置することも可能です。
酒蔵見学におすすめなRESERVAの機能
RESERVAには酒蔵見学におすすめの機能が多数搭載されています。
人数制限機能
RESERVAでは日にち、時間ごとに予約上限人数が設定でき、上限に達した際に、自動的に予約受付が締め切られます。見学のプランごとに人数制限を変えることも可能です。そのため、見学人数の制限が予約サイト内で自動的に行われメールや電話の手間を省けます。
予約者側からも残りの予約可能人数が確認できます。
団体予約機能
RESERVAでは家族や友人など複数人で酒蔵見学する際に、まとめて予約することが可能です。予約希望者が1人ひとりで予約する手間が省けるため、顧客の予約手続きの負担を軽減します。
一方で運営者側は一度にできる予約可能人数の上限設定が可能なため、一度に大人数から予約が入る事態を防げます。
予約リマインドメール機能
「予約リマインドメール機能」とは、予約日の前日午前8時に自動で予約確認メールを送る機能です。
リマインドメールを送ることで、予約者が忘れていた予約を思い出すことができ、直前キャンセル、無断キャンセルの防止ができます。
RESERVAではリマインドメール作成テンプレートがあらかじめ設定されており、また作成時の注意点やポイントなども専用サイトで確認可能です。そのため、初心者でもかんたんにリマインドメールの作成ができます。
リマインドだけでなく、予約確認メール、サンキューメールなどを設定することも可能です。メールで効果的にメールを使うことで予約者への気遣い、ホスピタリティの向上といった効果も期待できます。
事前決済機能
事前決済機能とは、オンライン予約時にクレジットカードで決済できる機能のことです。この事前決済機能を活用することで、利用者は予約時に支払いを完了できるため、予約当日はサービスを受けるのみとなります。サービス提供側もお会計が不要になるため、業務の負担が軽減されます。事前決済機能でしたお会計は予約管理画面に自動的に取り込まれるため、日々の売上分析・検証を効率的に行うことが可能です。
RESERVAの導入事例
予約DX研究所では、以下のように予約システムを導入した運営者の生の声が紹介されています。酒蔵見学での導入事例はありませんでしたが、船見学の導入事例がありました。
やはり、子ども料金などの複数の料金設定ができるのが便利でした。SHIRASEはファミリー層の利用が多いので、予約サイトで中学生以上、小学生、そして未就学児の3種類の料金設定をできるのは、お客様のニーズを満たしていると感じています。
また、オプション機能も非常に役立っています。オプションメニューとして駐車場料金を設定していて、ピーク時には訪れるグループの約半分が駐車場を利用するため、予約対応を行うにあたってこの機能は不可欠なものとなっています。
RESERVA活用事例|SHIRASE(シラセ)5002【乗船予約】
まとめ
今回は、酒蔵見学の運営におすすめ予約システムとして、RESERVA予約システムを紹介しました。
RESERVAは無料のプランでも多くの機能を利用でき、シンプルで操作がわかりやすいため、初めて予約システムを使う人やパソコンやスマートフォンの操作が苦手な人にも使いやすい予約システムです。
RESERVAには酒蔵見学の予約管理に合う機能がたくさんあります。予約システムの導入に迷っている、もしくは既に導入済みの予約システムに不満を持つ運営者は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。