Zoom以外のビデオチャットツール4選|選び方のポイントも紹介

Zoom以外のビデオチャットツール4選|選び方のポイントも紹介

新型コロナウイルス感染症の拡大によって、リモートワーク・リモートビジネスが一般的に広く導入され、ビデオチャットツールは需要が高まっています。

ビデオチャットツールの中でも「Zoom(ズーム)」は特に認知度が高く、大学の授業や個人間でのコミュニケーションツールを代表として広く使用されています。

しかし、ビデオチャットツールには、Zoomに限らず様々な用途に特化したものがあります。今回は、ビデオチャットツールを法人向けに導入する際、それぞれの目的に合ったツールを選択するために、ビデオチャットツールを検討する際のポイントの解説とおすすめのビデオチャットツールを紹介します。

ビデオチャットツールとは

ビデオチャットツールとは、インターネット上でパソコンやタブレット、スマートフォンなどを介してカメラに映し出された遠隔地にいる相手の映像を見ながら、リアルタイムで会話ができるコミュニケーションツールのことです。

最近は用途に合わせて機能拡充されたサービスも多く開発されています。

ビデオチャットツール利用のメリット

テレワーク化の促進

テレワークとは、ICTを用いた、時間や場所にとらわれない柔軟な働き方をいいます。テレワークを導入することで、コスト削減やそれに伴う人材の確保、離職防止に繋がることが期待されます。

インターネット環境とPCをはじめとしたモバイル機器さえあれば、その場で商談や面談・会議などを行えるビデオチャットツールは、リモートワークを促進する手助けとなります。

効率的に作業を進めることができる

ビデオチャットツールを利用することは、効率的に作業を進めることにも役立ちます。

相手と会うために場所を移動せずに会議や面接・商談などを行い、移動時間を短縮することで遠方にいる相手とのやりとりもスムーズに行うことができるようになり、作業効率を上げることができます。

ビデオチャットツール導入の際のポイント

目的と機能が一致しているか

ビデオチャットツールを検討するうえで明確にしなければならないのが、利用目的です。目的がはっきりしていなければ、どの機能を求めてよいのかわからないまま購入することになり、後々利用において支障をきたします。

例えば、商談や会議を行う際は、資料の共有が必要不可欠です。そのため、商談や会議などを遠隔で行うのが目的なら、ビデオチャットツールに画面共有やファイル共有機能がついているかを確認しましょう。

また、参加人数はプランによって制限される場合があるため、複数人での商談や大規模なweb会議をする場合は、予定人数が参加できるツールもしくはプランを利用しましょう。

この様に、業務において利用が想定される機能を検討することで、より快適に業務を行うことができるようになります。

通信が安定しているかどうか

ビデオチャットツールの通信状態は、利用者のインターネット環境によって左右されるため、取引の効率や画質が下がるなどのリスクがありますが、利用者の多いサービスは通信品質の安定化に注力しているため、少人数での利用であれば困ることはありません。

しかし、会議の人数が多ければ通信が安定しないこともあるため、そのような利用が想定される場合には、大規模利用にも強いツールを推奨します。

相手に手間を取らせないか

利用するにあたって、事前にアプリのインストールやアカウント登録が不要なタイプであれば、通話相手への案内が簡単になり、相手へ手間を取らせることがありません。ITリテラシーがない人を対象に取引を行う場合などは、送られてきたURLのリンクをクリックするだけで利用できるツールを利用しましょう。

インストールが必要なソフトの場合であっても、「相手に手間を取らせない」という面においては、広く普及していて操作に慣れている人が多いビデオチャットサービスを使うこともおすすめです。

おすすめビデオチャットツール4選

前述の通り、ビデオチャットツールには様々な目的に特化したものがあります。今回はおすすめのビデオチャットツールを4つ紹介します。

ビデオトーク

 

【特徴】
・オンライン接客に特化したビデオチャットツール
・アプリ、アカウント不要でかんたん
・顧客情報が手に取るようにわかる
・利用人数や用途によって最適なセッション数を提案

オンライン接客をする際は、相手が企業ではないため、ITリテラシーが低い人々の対応を行う機会が必然的に多くなります。ビデオトークでは電話番号でのショートメッセージで送信されたURLをタップするだけでビデオ通話がスタートするため、かんたんに接客を始めることができます。

【料金】
要問合せ

Microsoft Teams

 

【特徴】
・メンバー間にてチャット機能や通話、共同作業の併用可能
・Microsoft Teams の中でファイルを見つけて共有し、Word、PowerPoint、Excel などの使い慣れたアプリでの共同編集をリアルタイムで行うことができる
・グループ チャットからビデオ会議に、1クリックで切り替え可能
・通話の発信も、受信も、直接 Microsoft Teams から

【料金】
有料プランには1カ月の無料期間あり

プラン名月額利用料
Microsoft Teams0円
Microsoft Teams Essentials500円/ユーザー
Microsoft 365 Business Basic750円/ユーザー
Microsoft 365 Business Standard1,560円/ユーザー

Skype

 

画像引用元:Skype公式サイト

【特徴】
・Web会議ツールとして抜群の知名度を誇る
・グループウェアのOffice365を利用していれば、追加料金無しでSkype for Businessが利用できる
・イベントを一時的にロックすることでプライバシーの確保
・他のMicrosoft Office ツールと簡単に同期
・ブラウザで利用可能

【料金】
要問合せ

Webex

 

画引用元:Webex公式サイト

【特徴】
・アプリと同期しながら利用可能
・AI による文字起こし、録音・録画、メモやアクションアイテムかんたんに活用
・共有、チャットなどの機能を含む業界トップクラスのビデオ会議と音声会議
・画面全体の共有や、ドキュメントやアプリケーションを1つだけ共有可能

【料金】

プラン名月額利用料
Webex Free0円/1ライセンス
Webex Starter1,700円/1ライセンス
Webex Business2,700円/1ライセンス
Webex Enterprise要問合せ

まとめ

今回は、リモートワークなどで注目が集まったビデオチャットツール導入を検討する際のポイントやおすすめのビデオチャットツールを紹介しました。ビデオチャットツールをうまく利用し、企業の作業効率を上げていきましょう。

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