Webサイトは「ビジネスの窓口」となるため、Webサイトを持つことは企業や個人事業主にとって必要不可欠です。
しかし、Webサイトは作成するだけでなく、継続したページ・コンテンツの更新や保守、メンテナンスなどの運営が必要で、コストがかかります。加えてWebサイト運営に関してのノウハウが足りず、「昔にWebサイトを作ったきりで更新されないまま放置されている」「自社のWebサイトの見栄えが悪く集客に結びつかない」などの悩みを抱える方もいるのではないでしょうか。
Webサイト運用代行サービスを利用することで、情報の鮮度が高い良質なWebサイトを維持することができ、集客率や顧客からの信頼度向上につながります。
この記事では
・Webサイト運用代行サービスとは何か
・Webサイト運用代行サービスのメリット
・Webサイト運用代行サービスの利用費用
・おすすめWebサイト運用代行サービス3社比較
について紹介していきます。
1. Webサイト運用代行サービスとは何か
Webサイト運用代行サービスとは、Webサイトの運営委託やサポートを行ってくれるサービスのことです。
業務内容としては具体的に
・デザイン設計などのWebサイト制作
・サーバーやドメイン管理
・ページの更新
・保守/点検
・コンテンツ作成
などが挙げられます。
2. Webサイト運用代行サービスのメリット
Webサイトを定期的に更新したり管理するなど、継続的に運営していくことは、ビジネスを行う上で大変重要です。
株式会社プラストの「ホームページの重要性」に関する調査によると、「更新されないホームページをどのように思いますか?」という問いについて「営業しているか不安になる」と答えた人は全体の約50%、「取引や付き合いをしようと思わない」とまで考える人は全体の約30%という結果が出ています。
このことから、Webサイトが更新されていないだけで、自社や製品・サービスにマイナスイメージを持たれてしまうことがわかります。
また、Webサイト運用代行サービスにWebサイト運営を任せることで、よりWebサイトのメリットを得ることが可能です。以下Webサイト運用代行サービスを利用することのメリットを4つ紹介します。
質の高いコンテンツを提供
Webサイト運用代行サービスはWebサイト運営のプロであり、閲覧者の満足度が高いWebサイト運営を行うことに長けています。
Webサイト運用代行サービスを利用することで、閲覧者にとって見やすく、好印象なクオリティの高いコンテンツを継続的に作成・更新することが可能です。
鮮度の高い情報を保てる
Webサイトがあったとしても、Webサイトの情報が古いままであったら、アクセスしてくれた人はどのように感じるでしょうか。先述した株式会社プラストの「ホームページの重要性」に関する調査のとおり、企業やその製品・サービスの印象を悪化させる要因になります。
また、更新されないWebサイトはYahoo!やGoogleからの信頼度が下がり、検索順位も下がっていきます。その結果アクセス数が低迷、Webサイトの最も重要な「集客・認知の拡大」といった役割も失われていきます。
Webサイト運用代行サービスを利用することで、定期的にWebサイトのページやコンテンツの更新が行われ、アクセスしてくれた人へ好印象を与える、検索順位も維持することが可能なWebサイト運営を行うことができます。
SEO対策やサイト分析が容易に
せっかくWebサイト運営を始めたにもかかわらず、アクセス数がまったく伸びないといった状況に陥ってしまったら、無駄なコストになりますよね。しかし、Webサイトのアクセス数を伸ばすためには、SEO対策やWebサイト分析といった専門的な知識が必要です。
Webサイト運用代行サービスを利用することで、専門的な知識がなくとも、アクセス数が伸びるWebサイトを運営することが可能です。
セキュリティ対策を講じられる
Webサイトの重要性が高まるにつれ、Webサイトを狙ったサイバー攻撃も増加しています。サイバー攻撃のターゲットは大企業などのWebサイトのみならず、その取引先である中小企業を狙った「サプライズチェーン攻撃」も広まっています。そのため、Webサイトのセキュリティ対策は必須です。
Webサイト運営のプロであるWebサイト運用代行サービスを利用することで、セキュリティ対策を容易に講じることが可能です。
3. Webサイト運用代行サービスの費用
Webサイト運用代行サービス利用時の費用について、業務内容別に費用相場を表で説明します。
Webサイト制作 | 約3万~10万円 |
デザイン~運営すべて(オリジナルサイト) | 約30万~40万円 |
CMSの導入・構築 | 約30万円 |
Webサイト構築後の運用・サポート | 約5,000~5万円 |
かんたんなコンテンツ修正 | ~約2万円 |
こちらはおおよその相場であり、Webサイトのページ数や内容によって変動します。また、いくつかのサービスをまとめて提供するプラン制のサービスもあります。正確に作成や運営したいWebサイトの費用を知りたい方は、Webサイト運用代行サービスへ見積りを依頼することをおすすめします。
費用を抑えるためには
必要なものであれ、少しでも費用は削っておきたいですよね。Webサイト運用代行サービス利用時の費用を抑える、おすすめの方法を解説します。
一部だけ依頼する
Webサイト運営の中で、自社が行うことができる部分は可能な限り自社内で行い、ノウハウやプロの手を借りたい部分のみ依頼しましょう。
例えば、「テキストや画像の更新は自社で行い、セキュリティ対策のみ依頼する」「継続した運営を自社内で行っていくために、CMSの導入のみ依頼する」などが挙げられます。
サイト制作と運営を同社に依頼
Webサイト運用サービスの中には、Webサイトの制作を依頼することで、運営を安く請け負ってくれたり、アフターフォローを無料で行ってくれるサービスもあります。
Webサイト運用代行サービスのお得な特色を十分に比較検討し、利用サービスを選定しましょう。
4. おすすめWebサイト運用代行3社比較
CyberTech(サイバーテック)

特徴 | ・最新技術を用いたサイト、更新、SEO対策 ・評判高い丁寧で素早い対応 ・アクセス状況などを逐次報告し企業の成長に寄与 ・日本語Webサイトを無料で英語版に |
利用費用 | ・スタータープラン:50,000円 ・ライトプラン:150,000円 ・スタンダードプラン:300,000円 全て月額表示 |
ウィッシュポケット

特徴 | ・Webサイトをデザインから更新まで依頼可能 ・デザイン作成は完成に近い状態で提案 ・安価で高クオリティ ・戦略的で最新のデザイン力が強み |
利用費用 | ・ホームページ設計:31,500円/~20ページ ・サイト更新:9,800円/月~ ・Webサイト運用代行:30,000円/月~ 料金はページ規模や依頼内容により変動するため、詳しくはウィッシュポケット公式サイトをご覧ください。 |
ウェブロード

特徴 | ・1か月単位の契約が結べる ・自社でサイト更新や管理が行えるサイト作成 ・Webサイト作成後無期限のメールサポート ・問題発生時の緊急対応可能 ・スカイプによるミーティングサービス ・徹底したSEO対策が強み |
利用費用 | ・Webサイト制作:132,000円/月~ ・保守管理:13,200円/月 ・Webサイト運営代行:個別見積もり 料金はページ規模や依頼内容により変動するため、詳しくはウェブロード公式サイトをご覧ください。 |
まとめ
今回はWebサイト運用代行サービスとは、Webサイト運用代行サービスのメリット、Webサイト運用代行サービスの利用費用、そしておすすめWebサイト運用代行サービス3社比較を紹介しました。
野村総合研究所・ICT・メディア産業コンサルティング部が発表した「インターネットの日本経済への貢献」の発表によると「Webサイトを保有している企業ほど、従業員一人当たりの売り上げが高くなる」といった調査結果が出ています。
つまりWebサイトが存在しない、もしくは活用されていなければ、ビジネスを展開させることは困難であるということです。
ぜひ本記事のWebサイト運用代行サービスの利用費用の説明や、おすすめのWebサイト運用代行サービス「CyberTech」「ウィッシュポケット」「ウェブロード」3社比較を参考にWebサイト運営を行い、自社の成長につなげて下さい。