経営者が最低限知っておきたい基礎ワード10選!

経営者が最低限知っておきたい基礎ワード10選!

個人事業主やフリーランスになりたての経営者の方で、いざ経営について勉強しようと思っても知らない言葉が多すぎてなにから手を着ければよいかわからないという方。長年経営に携わってきたが会計や法務、資金調達のこととなると士業の先生に任せっぱなしでさっぱりだという方。今回はそんな経営者の方々に向けて、数ある経営ワードの中から最低限これだけは抑えておいて欲しいというもの会計・法務・会社設立・税金・資金調達の各分野から10個にまとめてみました。

「こんなの知っていて当たり前だよ……」という経営者の方が多数だと思いますが、意外な知識の抜けがあったりしないかをチェックするためにもぜひ最後まで確認してみてください。

会計基礎ワード

会計とは企業が利益を出すために、必要な売上や経費の支出を把握し、管理のための重要な業務です。しかし、経理専門の方や税理士の先生に任せてしまっているため、なにもわからないという経営者の方も多いのではないでしょうか。会計はどのように経営を進めていくか考えるうえで一番大事な情報です。まずは会計の基礎ワードについて見ていきましょう。

1.決算書

決算書とは企業の経営や財務の状態を正確に把握のために作られる様々な書類(貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書・etc…)の総称です。会計は税理士の先生に任せているから必要ないとお考えの経営者さんも少なくないとは思いますが、自社の経営状態を把握のためにも読めるようになっておきたいところ。決算書の中でも特に押さえておきたいのが、貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)と損益計算書(そんえきけいさんしょ)です。

2.確定申告

確定申告とは、1年間に生じた所得金額と所得税などの計算を行い、源泉徴収された税金などの過不足を精算のため確定申告書を税務署に提出する手続きです。

確定申告をすると下記のようなメリットがあります。

・赤字を繰り越せる
・節税対策につながる
・銀行融資を受けることが可能になる
・国民健康保険が安くなる

経営者の方には白色確定申告や青色確定申告と二つの種類の違いもしっかりと把握しておきたいところですね。

会社設立基礎ワード

起業時に考えればよいだけではなく、事業の成長度合いによってもかんがえなければならないのが会社の種類。ずっと個人事業主でやっていけばいいや…などと考えていると大きな損をしてしまっているかもしれません。未来を見据えて経営を行うためにも会社設立基礎ワードを知っていきましょう。

3.個人事業主と法人

起業について形を決める際に大きく分けて「個人事業主」と「法人」があります。個人事業主とは、自分で事業を営む個人を言います。
法人とは、法律によって会社を人と認めたもので、1つの別人格ができると考えるとわかりやすいかもしれません。

個人事業主と法人で社会信用面・税金面等で様々なメリット・デメリットがあるので経営者にはぜひ抑えておいてほしいところです。個人事業主の方も売上が伸びてきたら、法人化を考えてみてはどうでしょう。

4.株式会社

株式会社とは、上で説明した法人化の際の形態の一つで、株式を発行できる会社形態を指します。
情報開示と株主総会の開催が義務化されてしまいますが、株式を発行により返済義務の生じない資金を調達できるので資金調達の面でとても有利な会社形態となります。また、社会的な信頼が一番高いのもこちらの会社形態となります。

他にも会社形態には合同会社(LLC)/合資会社/合名会社/企業組合がありますので、現状を踏まえ適したものを選ぶようにしましょう。

法務基礎ワード

なにかあったときに知らなかったでは許されないのが法律です。抑えておくべき法律は業種ごとに多岐にわたります。そこでここでは、どの業種の経営者の方にも抑えておいてもらいたい法務の基礎ワードについてのみ説明いたします。

5.債権・債務

債権とは、契約などの発生に基づき、特定の人に一定の行為を請求できる権利を言います。
債務とは、契約などの発生に基づき、一定の行為を行う義務を言います。
わかりやすい言葉にすると債権は請求できる権利、債務は行為を行う義務です。

契約書などにも必ずでてくる債権債務という言葉。ぜひ、おさえておいてください。

6.知的財産権

知的財産とは、アイデアや創作物など財産的な価値を持つものの総称です。このような目に見えない知的財産を保護のための法律を知的財産権といいます。知的財産権の詳しい分類まで知る必要はありませんが、こういった法律を知らないとむやみやたらにいろいろなものを使用してしまいトラブルにつながってしまう恐れもあります。アイデアや創作物などもしっかりと保護されていると抑えておきましょう。

税金基礎ワード

事業を行う上で切っても切れないのが税金です。自分の行う事業に結びつく税金について詳しく知っておけば、経営をより効率的かつ戦略的に行っていくことが可能になります。ここでは経営していく上で知っておくべき税の基礎ワードを説明していきます。

7.所得税

所得税とは、個人の所得に対してかれられる国税です。そのため個人事業主の方に関係のある税金となります。決算書にある売上から経費を引いたその年の所得に対して課税されます。翌年の2月16日から3月15日までの間に上記で説明した確定申告を行う必要があります。

様々な得する控除や政策などもありますので気になったかたは調べてみてください。

8.法人税

法人税とは、法人の所得に対して課される国税です。決算月から2か月以内に税務署へ申告の必要があります。自分で申告を行うのは難しく、税理士の先生にお願いしなければならないところですが、どのような税金を納めているのかは経営していくうえで知っておくべきではないでしょうか。

法人が納めなければならない税金はこれ以外にもたくさんあるので、
気になった方はぜひ調べてみてください。

資金調達基礎ワード

資金調達とは、事業経営を行う際に必要なお金を集める手段です。出資先や目的によって言葉が変わる難しいところなのでまずは資金調達の基礎ワードから確認していきましょう。

9.融資

融資とは、お金を必要としている人に金融機関(銀行等)がお金を貸すことを指します。

借金と違い、事業や資産を持つ目的で利用されるため、借りる時の金利が低いのが大きな特徴です。
しかし、その反面「事業実績」や「事業計画書」などの信用を示す必要があるため借入を受けるまでに手間と時間がかかってしまうので注意してください。

融資に関して詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。

また、似たような言葉として出資投資などもあります。
融資・出資・投資の違いを詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。

10.助成金

助成金とは、国や地方自治体から支給される主に雇用関係に対して交付される返済不要のお金です。審査がなく、条件を満たしていれば誰でも受給できるのがポイントです(労働保険に入っていないと受給ができないので注意してください)。新型コロナウイルス感染症の影響により耳にする機会が多くなった雇用調整助成金も助成金の一種です。

雇用調整助成金について詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。

また、よく似た言葉に補助金や給付金などもあります。
助成金・補助金・給付金の違いを詳しく知りたい方はこちら

まとめ

いかがでしたでしょうか。普段耳にはしていたが、意味を知らなかったものや勘違いしていて覚えていたものなどがあったのではないでしょうか?

これらの言葉をしり、さらに深めていくことにより経営に活かせる知識になって
いくと思います。

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