【2024年版】寺院・神社 におすすめの予約システム5選|各社機能を比較!

【2024年版】寺院・神社 におすすめの予約システム5選|各社機能を比較!

仏教を信仰している寺院と、神道を信仰している神社。帰依するものが違う双方ですが、どちらも古来より日本人の生活に寄り添い、現代まで文化の拠点として多くの役割を果たしてきました。

そんな伝統のある寺院と神社は、現在、大きな課題を抱えています。それは、お坊さんや神主の業務量の多さです。寺院や神社は、家族で運営している場合が一般的で、外部から人を雇えないケースが少なくありません。そのため、多くのお坊さんや神主は、通常の業務はもちろん、情報管理や会計業務、電話対応や行政対応を限られた人員でこなす必要があります。寺と神社における職員の多忙さは無視できるものではなく、早急な労働環境の改善が求められます。

そこで、業務内容を効率化し、寺院と神社における労働環境の改善に有用な手段が、予約システムの導入です。

本記事では、寺院や神社に予約システムを導入するメリットや選定する際のポイントから、おすすめの予約システムまで、詳しく解説します。

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寺院・神社に予約システムを導入するメリット

寺院や神社における予約システムを導入するメリットは、数多く存在します。下記が具体的なメリットです。

職員の負担を軽減

予約システムは、予約に関する業務はもちろん、会計業務や顧客管理まで、多くの業務を自動で管理します。電話での予約対応や、参拝者の顧客管理を手作業で管理する必要がなくなるため、職員が要する労力が大幅に軽減されます。また、予約データをもとに参拝者の流れを予測し、人員配置や資源を効率的に配分することも可能です。

予約システムの導入により、業務内容は大幅に効率化されます。そのため、外部から人を雇えない寺院や神社でも、労働環境の改善につなげられます。

年中行事のスムーズな準備・実施

寺院や神社での年中行事では、平常時と違い、多くの参拝者が予約します。予約システムを導入することで、そういった状況下における膨大な参拝者のデータも、事前に把握することが可能です。そのため、適切な資源配分や人員配置などをスムーズに準備できます。また、当日の受付や会計業務を省略することで、年中行事における職員の業務量の削減にも効果的です。

参拝者の利便性向上

予約システムの導入は、職員だけでなく参拝者にもメリットをもたらします。予約サイト上ではリアルタイムでの予約状況を一目で確認することが可能です。また、予約サイトで予約をする際には、難しい操作は必要ありません。通常、日程と個人情報を入力すれば、予約は完了します。そのため、参拝者は空いている枠を一目で確認し、手間をかけずに予約できます。

予約システムの活用による利便性の向上は、参拝者の減少を防ぐうえでも重要な要素です。

混雑のない参拝環境の実現

予約システムでは、時間ごとで定員や予約件数を制限できます。そのため、寺院や神社は混雑のない参拝環境の実現が可能です。

思いが真剣な参拝者ほど、作法が丁寧で、参拝に時間をかけます。参拝する際に、急かされることのない環境を提供することで、参拝者の寺院や神社での体験をより深めることに繋げられます。

混雑のない参拝環境の実現は、参拝者に愛される寺院や神社を目指すために求められる大切な要素です。

寺院・神社の予約システムの選定ポイント

適した機能があるか

予約システムはそれぞれ異なる機能を持っています。そのため、予約システムを導入する際は、寺院や神社の運営に合った機能を把握することが必要です。寺院や神社の運営に当たって、以下5つの機能を持った予約システムを選択することがおすすめです。

寺院・神社の運営に適した機能
・団体予約機能
・複数料金設定機能
・オンラインカード決済機能
・メルマガ配信機能
・多言語設定機能

団体予約機能は、参拝者が予約をするときに複数人分をまとめて予約できる機能です。予約時に参拝者が要する負担を軽減します。複数料金設定機能は、子供料金など、料金設定をいくつかに分けられます。

また、オンカード決済機能は、予約の際に予約者がクレジットカードで決済できる機能です。メルマガ配信機能は、年末年始や七五三などの年中行事をお知らせして、多言語設定機能は外国人からの予約受付も対応可能にします。

これら5つの機能は、いずれも寺院や神社を運営する上で、大いに役立ちます。

導入事例や無料プランがあるか

初めて予約システムを導入する際は、導入する予約システムの機能を使いこなせるかどうかの確認が必要です。このような場合に、導入事例や無料プランが役に立ちます。

予約システムの選択は、実際に利用しなければ使用感が伝わりにくいです。必要な機能がそろっているか、操作性はいいかなど、一度利用してみて確認することで各寺院や神社に合った予約システムを正しく判別できます。

費用が妥当か

予約システムの料金体制はさまざまで、予約システムは無料で利用できるものから、月々5万円以上かかるものまで、幅広い料金帯で存在しています。そのため、自分の寺院や神社に必要な機能と料金が見合っている予約システムを選ぶこと必要です。

また、プランが豊富な予約システムでは、寺院や神社に必要な機能だけを含んだプランを利用できる可能性が高まります。

サポート体制が充実しているか

各予約システムにおけるサポート体制も、見るべき重要なポイントです。はじめて予約システムを扱う際は特に、不明な点が多く存在します。システムを利用していくうえで出てくる疑問点や、操作上の不明点に対してのサポート体制が確立しているシステムを選択することがおすすめです。

マニュアルの有無やサポートデスクの営業時間、電話での対応が可能かどうかなどのバックアップ体制が整っていることは、安心して予約システムを扱うために求められます。

寺院・神社向け予約システム5選

実際に、寺院や神社向けのサービスが充実している予約システムを5つ例に挙げて比較していきます。

RESERVA(レゼルバ)

画像引用元:RESERVA公式サイト

RESERVAは、業界屈指の人気を誇るクラウド型予約システムで、導入数は26万社以上、利用業態は350種類以上にのぼります。100種類以上の豊富な機能をそろえている点や、初期設定から利用開始まで最短3分という操作性の良さが高く評価されています。その上、フリープランを含めた料金プランや導入事例が豊富なため、使用感を確かめてから導入したといった寺院や神社におすすめです。

RESERVAには、先ほど寺院や神社向け機能の例に挙げた5つの機能はもちろん、ほかにも便利な機能が多く搭載されています。

まず、「予約リマインドメール機能」です。この機能は、参拝者が寺院や神社を予約したことを忘れて無断キャンセルにならないように、予約日の前日に確認のメールを自動で送信する機能です。リマインドメールは、事前に作成されたテンプレートが送信されるため、自分で作成する必要がなくかんたんに設定できます。テンプレートを編集してアレンジを加えることも可能です。

次に「キャンセル待ち機能」です。この機能は、対象予約枠のキャンセルが発生した際、キャンセル待ち申込者に通知メールを手動または自動配信する機能です。予約のキャンセル毎に、手動で通知メールを送る必要がありません。職員が労力を要することなく、スムーズに予約の空き枠へ誘導できます。

さらに、「予約時アンケート機能」も搭載されています。この機能は、予約受付時に事前アンケートの入力を促す機能です。事前にアンケートを入力してもらうことで、予約者の要望を理解し、きめ細かなサービス提供につなげられます。

>>寺院・神社の運営を効率化。インバウンド需要に伴う訪日外国人にも対応が可能な予約システムRESERVA

【寺院神社にオススメの機能】

・団体予約機能
・複数料金設定機能
・オンラインカード決済機能
・メルマガ配信機能
・多言語設定機能
・予約リマインドメール機能
・クーポン機能
・キャンセル待ち機能
・予約時アンケート機能

→RESERVAの機能の詳細はこちら

【料金プラン・月額料金】(税込)

プラン名初期料金月額料金(年払い)
フリープラン0円0円
ブループラン0円3,520円
シルバープラン0円5,500円
ゴールドプラン0円11,000円
エンタープライズプラン0円22,000円
スイートププラン0円46,200円

→RESERVAの料金表の詳細はこちら

導入事例

→RESERVAの導入事例はこちら

寺院・神社のサンプルサイト

→RESERVAの寺院・神社のサンプルサイトはこちら

EDISON(エジソン)予約

画像引用元:EDISONE 公式サイト

EDISONE予約はクラウドで利用できるWeb予約システムです。さまざまな業種、店舗の規模に対応しており、無料から利用できます。予約システムに必要な基本的な機能が搭載されており、有料プランではオンライン決済や複数の施設運営にも対応しています。

【寺院・神社にオススメの機能】

・ホームページ機能
・事前カード決済機能
・多言語対応機能
・スタッフのシフト管理機能
・レスポンシブ対応

→EDISONの機能の詳細はこちら

【料金プラン・月額料金】(税込み)

プラン名初期費用月額料金
フリー0円0円
エントリー0円528円
ステップ0円1,078円
ライト0円2,178円
ベーシック0円5,478円
アドバンス0円10,780円

→EDISONの料金表の詳細はこちら

RESERVEN(リザーブン)

画像引用元:Reserven 公式サイト

RESERVENは、スマホやタブレットから、24時間オンライン予約を対応できる予約システムです。予約受付やホームページなどの更新を、時間や場所を問わずに実施できます。マーケティング機能も搭載しているため、集客にも役立てることが可能です。

【寺院・神社にオススメの機能】

・複数時間帯受付機能
・時間帯満席の設定機能
・カレンダー機能
・スケジューラ機能
・プッシュ通知機能

→Reservenの機能の詳細はこちら

【料金プラン・月額料金】(税別)

プラン名初期費用月額料金
無料プラン0円0円
基本プラン0円980円
標準プラン0円2,980円

→Reservenの料金の詳細はこちら

リザエン

画像引用元:リザエン公式サイト

リザエンは、200業種以上の幅広いシーンに対応可能なSaaS型予約管理システムです。サーバーの24時間365日監視・運用体制などによるセキュリティ性の高さから、自治体・官公庁、大学等学校法人、グローバル企業など、幅広く活用されています。

エンタープライズ版では個別カスタマイズに対応しているため、それぞれの寺院や神社に合った機能を追加できます。

【寺院神社にオススメの機能】

・キャンセル待ち機能
・予約キャンセル・内容変更締め切りタイミングの設定機能
・インターバル機能

→リザエンの機能の詳細はこちら

【料金プラン・月額料金】(税別)

プラン名初期費用月額利用料
ビジネス版25,000円15,000円~
エンタープライズ版(カスタムプラン)100,000円28,500円~
エンタープライズ版(エクスパンドプラン)200,000円+サーバー初期費用30,000円~+サーバー利用月額

→リザエンの料金表の詳細はこちら

Direct Reserve(ダイレクトリザーブ)

画像引用元:Direct Reserve 公式サイト

Direct Reserveは、管理画面と予約画面のどちらもが直感的に使える仕様となっているため、システムの運用に不安があるスタッフが多い寺院や神社でも、すぐに使いこなすことが可能です。7つの予約方式を採用し、25種以上の業種に対応しています。

【寺院・神社にオススメの機能】

・アンケート機能
・予約分析機能
・リピーターメルマガ機能

→Direct Reserveの機能の詳細はこちら

【料金プラン・月額料金】(税込)

プラン名初期費用月額料金
標準版16,500円3,300円
カスタマイズ版77,000円22,000円~

→Direct Reserveの料金の詳細はこちら

まとめ

今回は、寺院や神社におすすめな予約システムを5つ比較しました。

予約システムを導入することで、予約に関する業務を効率化できます。職員の負担が軽減されるだけでなく、参拝者の利便性の向上も可能です。予約サイトによって搭載している機能や導入費用は異なるため、自身の寺院や神社に合った予約システムを判別しなければなりません。

寺院や神社に予約システムを導入するか迷っている方はぜひ、本記事を参考にしてみてください。