【2023年版】最先端のヘアサロン運営者向け予約システム|海外予約システム130社以上から厳選したTOP5社を徹底調査

【2023年版】最先端のヘアサロン運営者向け予約システム|海外予約システム130社以上から厳選したTOP5社を徹底調査

ヘアサロン運営者の皆さんは、どのような方法で予約受付に対応していますか?

電話やメールなど予約を受け付ける方法は様々ですが、近年特に、その利便性が評価され多くのヘアサロン運営で利用されるようになったサービスが予約管理システムです。

店舗側の業務効率化だけでなく、ネット予約をする利用者も年々増加しており、需要が高まっています。株式会社リクルートホットペッパービューティーアカデミーが発表した「美容センサス2023年上期≪美容室・理容室編≫」によると、サロン継続理由としてネット予約ができることが昨年2022年に続き1位であり、利用者数の多い美容業界において、今後さらに予約システムが一般化していくことが予想されます。

最近では、InstagramやFacebookなどのSNSから予約を受け付ける機能が搭載されるなど需要に合わせて進化している予約システムですが、最先端の海外予約システムと国内予約システムではどのような違いがあるのでしょうか。

本記事では、130社以上の海外予約システムから厳選してヘアサロンで最も使われているTOP5の予約システムについて徹底調査しました。

これから予約システムを導入したい人、現在使っている予約システムを再度見直したい人、世界の予約システムについて知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

ヘアサロン向けの予約システムとは

ヘアサロン向けの予約システムは、お客さんから予約をオンライン上で受け付け、自動でスケジュールを管理できるシステムです。誰でもかんたんに利用開始できるシステムから運営会社が事業者とのヒアリングを重ねたうえで構築するシステムなどさまざまです。

ヘアサロンの売上増加には、クーポン発行やキャンペーンの実施が必要不可欠であるため、多くのヘアサロン向け予約システムには予約業務やスケジュール管理に加えて、マーケティング機能などが搭載されています。

ヘアサロンに必要な機能

・予約業務機能
・スタッフ指名機能
・リマインドメール・フォローメール機能
・アプリとの連携機能
・クーポンの自動発行機能 など

ヘアサロン向け海外予約システム

Fresha

画像引用元:Fresha公式サイト

Freshaは、クラウドベースの予約管理システムです。Freshaのサイトやアプリ内に登録されたヘアサロンが表示され、利用者は位置情報や条件をもとにお気に入りの店舗を探してサイトやアプリ内で予約を行います。登録企業は10万社以上でFreshaが利用できる国は120カ国以上です。

Freshaの機能

・予約機能
・在庫管理機能
・分析機能
・事前カード決済機能
・マーケティング機能
・POS機能 など

料金

月額利用料無料

DaySmart Salon

DaySmart Salonとは、サロンに特化して作られた予約管理システムです。毎日の業務を効率化できる機能が豊富で、UIはシンプルで使いやすさにこだわって開発されています。

予約機能に加えて、マーケティング機能や在庫売上管理機能などさまざまな機能が搭載されている予約システムです。また、InstagramやFacebookから直接予約が可能であるため、SNSに力を入れている店舗では売り上げに大きく影響します。

DaySmart Salonの機能

・予約管理
・顧客管理
・スタッフ管理
・在庫/売上管理
・予約リマインダー
・集計・分析機能
・顧客とのコミュニケーション機能
・マーケティング機能
・Instagram予約/Facebook予約 など

料金

BasicDeluxePremierPlatinum
月額利用料$29$69$129要問合せ

Shore

画像引用元:Shore公式サイト

Shoreは、予約・顧客管理、デジタルマーケティングなどの機能を備えたシステムです。Shoreの自動化されたリマインダーメールによって、予約日忘れを減らし、顧客データベースの分析機能や自動配信メール機能によって新たな顧客を獲得することが可能です。

Shoreの機能

・予約管理
・顧客管理
・スタッフ管理
・マーケティングツール
・メールマガジン、自動メール など

料金

BasicPlusPremium
月額利用料49,9069,90119,90

Barberly

画像引用元:barberly公式サイト

Barberlyは、理髪店や美容室に特化した予約システムです。Webサイトの作成、店舗独自のモバイルアプリ、Facebook、Instagram、Googleマップ、QRコードなどさまざまな媒体から店舗への予約を促すことができるため、販路拡大に繋がります。

Barberlyの機能

・予約業務全般
・オンライン決済
・ウェブサイト作成
・モバイルアプリ作成
・POS機能
・QRポスターの作成 など

料金

理容師1名理容師2~5名理容師6~25名
月額利用料$25.00$45.001理容師あたり$9.00/月

booksy

画像引用元:booksy公式サイト

booksyは、ヘアスタイリスト、理髪店、サロン、スパ向けの予約システムです。GoogleやFacebook、Instagram、yelpと提携しており、各媒体に予約ボタンを設置することが可能です。 

booksyの機能

・カレンダー機能
・事前決済機能
・経営管理
・スタッフ/シフト管理
・在庫管理
・レビュー機能
・分析機能 など

料金

月額利用料(システム利用料)$29.99
スタッフ1人あたりの月額利用料$20.00

国内予約システムとの比較

上記では、最先端の海外予約システム5選を紹介しました。ヘアサロン向け海外予約システムは、料金は高めに設定されている一方、予約業務の枠を超えたEコマース機能や会計機能などが豊富に揃っていることが分かりました。

ここでは、国内で人気のあるヘアサロン向け予約システムを紹介します。機能や料金について海外サービスと比較してください。

RESERVA(レゼルバ)

画像引用元:RESERVA公式サイト

RESERVA(レゼルバ)は、登録事業者数26万社と国内最大級の導入実績を誇るクラウド型予約管理システムです。アカウント作成から予約サイト作成完了まで最短3分で立ち上げられ、予約画面・管理画面ともに操作性がシンプルでわかりやすいため、スタッフが多い店舗や操作性に不安がある場合でもスムーズに利用可能です。

RESERVAには、サービス提供タイプ(スタッフ指名なし)、サービス提供タイプ(スタッフ指名あり)、スクール・アクティビティタイプ、イベント・セミナータイプ、施設予約タイプ、宿泊施設予約タイプの6つの予約タイプが用意されており、業界・業種問わず350種類以上の業態で利用されています。

また、永久無料で利用できるフリープランから豊富な機能を利用できるため、最初はあまり導入コストをかけたくない、まずは使用感を確かめてから使いたいといった運営者にもおすすめです。有料プランのお試し利用も提供しているため、欲しい機能の使用感を確かめることが可能です。

本システムは日本のシステム開発会社が開発・運営を行っており、セキュリティ体制がしっかりしているため、安心して利用できるといった口コミが散見されました。

RESERVAの機能

・予約受付機能
・顧客管理機能
・スタッフ指名機能
・予約サイト作成
・自動メール配信/ターゲティングメール配信
・予約リマインドメール
・自動配信メールのカスタマイズ
・オプションメニュー設定
・カルテ機能
・LINEとの連携機能
・カード決済機能
・事前支払い機能
・レビュー収集機能
・クーポン機能
・予約・顧客データ分析機能
・予約時アンケート機能
・SEO対策
・外部サイトへのカレンダー埋め込み
・Googleカレンダー連携 など

料金

プラン名初期費用月額費用
フリープラン0円0円
ブループラン0円3,520円~
シルバープラン0円5,500円~
ゴールドプラン0円11,000円~
エンタープライズプラン0円22,000円~
スイートプラン0円46,200円~

RESERVA料金プランや機能の詳細はこちら

RESERVAは、ヘアサロン運営に特化した機能が十分に揃っているため、基本的な予約業務やスケジュール管理に加え、来客数増加や客単価アップに向けた対策が可能です。過去の予約状況を月単位・日単位・曜日単位・時間単位・メニュー別・担当者別で確認できる分析機能も搭載されており、予約者の行動を数値化することで、課題や問題点、自社の強みが見えてきます。サイトやサービスの改善とデータの分析を繰り返すことで、予約件数アップが期待されます。

また、設定マニュアルや動画での操作案内、メール・電話での相談受付など万全のサポート体制が整っているため、パソコンやスマートフォンの操作に不安がある人も安心して導入できます。

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Goope(グーペ)

画像引用元:Goope公式サイト

Goope(グーペ)は、豊富なデザインからお店のイメージに合うテンプレートを選ぶだけで、かんたんにホームページを作成できるシステムです。予約フォームに自由に予約内容を記入してもらう形式の予約機能、利用者が既存の予約枠から好きな日時を選択するイベント予約機能の2種類の予約タイプがあるため、自社のスタイルに合った予約枠の作成が可能です。

Goopeは、予約業務を効率化するとともに、お店の個性をアピールできるホームページを作りたい人におすすめです。

Goopeの機能

・イベント予約機能
・クーポン機能
・メルマガ配信機能
・スタッフ紹介ページ作成
・スライドショー機能
・SNS連携機能 など

料金

プラン名初期費用月額費用
ライトプラン3,300円1,100円~
スタンダードプラン3,300円3,300円~

予約機能だけでなく、店内や施術後の写真を沢山掲載できるフォトアルバム機能やスライドショー機能、顧客の再来店を促すクーポン機能やメルマガ配信機能も搭載されているため、来客数の増加・固定客の獲得につながります。Goopeにはスタッフを指名する機能がないため、小規模のお店に向いています。

yoyakul.jp(ヨヤクルドットジェーピー)

画像引用元:yoyakul.jp公式サイト

yoyakul.jp(ヨヤクルドットジェイピー)は、サロン運営に必要な機能が揃った美容室・サロン向けオールインワン予約システムです。顧客数30人または予約件数30件までは永久無料で使えるため、機能を試してから導入することが可能です。

yoyakul.jpの機能

・予約管理機能
・ホームページ作成機能
・メール配信機能
・顧客カルテ機能
・売上分析機能
・POSレジ機能 など

料金

プラン名初期費用月額費用
無料プラン0円0円
有料プラン0円5,445円

yoyakul.jpでは、ホームページ作成から予約受付、予約・顧客管理、会計、売り上げデータの分析まで行えます。また、メール・電話での無料サポートが用意されているため、利用する中で疑問や悩み事が出てきても安心です。

国内予約システムと最先端の海外予約システムはどちらが使いやすいのか

ヘアサロン運営において、最先端の海外予約システムは利便性が高く、すべてのシステムを一元管理できる点に魅力があります。しかし、月額料金が高いことや日本語対応していないことを考えると、顧客の大半を日本人が占めるヘアサロンではおすすめできません。

国内の予約システムであれば、豊富なマニュアルが用意されているシステムもあるため、迷わずにシステムを導入することができます。また、日本人顧客の導入事例などが掲載されている場合もあり、安心して使用することが可能です。

まとめ

今回は、世界のヘアサロンで人気な最先端の海外予約システム5選を調査しました。日本国内の予約システムと比べると、最低料金の金額が高いことがある一方、機能が多岐にわたっている印象でした。しかし、国内のヘアサロンを経営するにあたって導入するシステムとしては、日本語対応していない点など利用者側の利便性が低い理由からおすすめできません。まずは、安価な月額料金でかんたんに利用できる国内の予約システムの導入を検討するのがおすすめです。