予約管理システムRESERVAとGoopeを徹底比較|導入前に絶対読むべき比較ポイント【2023年】

予約管理システムRESERVAとGoopeを徹底比較|導入前に絶対読むべき比較ポイント【2023年】

予約管理システムとは、オンライン上で予約受付・管理、顧客情報を取り扱えるサービスのことを指します。新型コロナワクチン接種の予約システムを開発した事業者も含めると、その数は50サービス以上あると考えられます。

今回はその中でも、業界最大級の導入実績「RESERVA(レゼルバ)」と、予約機能を搭載したホームページ作成ツール「Goopeグーペ)」とを徹底比較します。

当メディアではシステムサービスの比較記事を展開し、各社の特徴、強みの点を明らかにしていきます。今回は総合型予約システムの調査分析より執筆します。

【参考記事】
予約管理システムRESERVAとSTORES予約を徹底比較|導入前に絶対読むべき比較ポイント【2023年8月】
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現在調査対象の予約システム一覧

STORES(ストアーズ)予約、AirRESERVE(エアリザーブ)、formrun(フォームラン)、SELECTTYPE(セレクトタイプ)、EDISONE(エジソン)予約、SuperSaaS(スーパーサーズ)、tol(トル)、ヨヤグッド、coming-soon(カミングスーン)、Goope(グーペ)、リザエン、teket(テケト)、MOSH(モッシュ)、Square(スクエア)予約、Repitte BEAUTY(リピッテビューティー)、L(エル)ステップ、ペライチ、yoyakul.jp(ヨヤクルドットジェイピー)、リザヨヤ、おさえるネット、Direct Reserve(ダイレクトリザーブ)、しんきゅう予約、STAR RESERVE(スターリザーブ)、Click Studio Reserve(クリックスタジオリザーブ)、からだケア、upnow(アップナウ)

各社概要

RESERVA(レゼルバ)

画像引用元:RESERVA公式サイト

RESERVA(レゼルバ)は登録事業者数26万社と国内最大級の導入実績を誇るSaaS型予約管理システムです。350種類以上の様々な業種・業界に対応するべく、予約システムを6つのタイプで提供(サービス提供タイプ(指名あり/なし)、スクール・アクティビティタイプ、イベント・セミナータイプ、施設予約タイプ、宿泊施設予約タイプ)しており、どの業種・業態にも対応できる総合型予約システムとして高い評価を得ています。利用者は個人事業主から上場企業・公的機関(官公庁含む)まで、世界80カ国でも予約サイトが活用されています。

一部有料機能はありますが、多くの機能を無料で利用することが可能です。アカウント作成から予約システム作成完了まで最短3分で立ち上げられ、即日で予約受付ができます。シンプルなデザイン性のため、予約受付をする事業者にも予約者にとっても使いやすいシステムです。

Goope(グーペ)

画像引用元:Goope公式サイト

Goope(グーペ)は、GMOペパボ株式会社が運営するホームページ作成ツールです。カフェ、サロン、保育園、ビジネス、マッサージ、レストランなど、さまざまな業種の人が利用しており、これまでに10万人以上への導入実績があります。

マニュアルなどに加え、メールでの問い合わせも可能であるなどサポート面でも安心です。また、最短3分でサービス利用登録を完了させることができ、その後、ホームページ作成を始められます。

機能紹介(両社比較①)

予約機能が搭載されている両社ですが、全体的に搭載されている機能は大きく異なります。システムを導入する際には、利用できる機能範囲をしっかりと理解したうえで、自社に合うサービスを選択すると良いでしょう。

RESERVA

画像引用元:RESERVA公式サイト

RESERVAに搭載されている機能例
・予約受付/予約管理をはじめとする予約業務全般
・予約サイト作成機能
・顧客情報の自動データベース化
・自動メール/メルマガ配信
・予約リマインドメール
・事前決済機能
・ギャラリー機能
・月額プラン機能
・クーポン機能
・予約時アンケート機能
・カルテ機能
・多言語機能
・オプションメニュー設定機能
・予約/顧客情報CSV出力
・Googleカレンダー連携機能 など

RESERVAは予約受付をはじめとする基本的な予約業務機能に加え、顧客管理機能や予約確定メールや予約を再確認するリマインドメールなどを自動で送る機能があるため、顧客へのサービスを行う上で負担になっていた事務作業を大幅に効率化することが可能です。

Goope

画像引用元:Goope公式サイト

Goopeに搭載されている機能例
・HP作成のテンプレート
・スライドショー
・スタッフ紹介ページ
・メルマガ配信
・クーポン機能
・SNS連携機能
・テイクアウト専用フォーム
・イベント予約 など

Goopeは、テンプレートから好きなデザインを選ぶだけで、すぐに店舗のサイト作成が完了するホームページに特化したシステムです。問い合わせ対応も作成したホームページからかんたんに受け付けることができるため、効率的な予約対応が実現します。

また、予約フォームはお店の業態に合わせて柔軟な設定が可能でコース予約、来店予約、テイクアウト予約などあらゆるサービスに対応した予約サイトを作成可能です。

イベント運営者向けの予約機能(両社比較②)

両サービスともにイベント運営者向けの予約機能が搭載されています。利用可能機能や対応業種にはどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、両サービスの中でイベント運営に特化した機能に絞って紹介します。

RESERVA

RESERVAには6つの予約タイプがありますが、イベント運営者が予約システムを作成する際は、イベント・セミナータイプを選択します。イベント・セミナータイプでは、メニューごとに都合の良い日程・定員(在庫数)などを設定して予約枠を作成できるため、不定期、期間限定の予約枠作成にぴったりです。

イベント運営向け機能
・団体予約機能
・残席表示機能
・複数料金設定機能
・予約受付用QRコード発行機能
・Zoom連携機能
・レビュー収集/掲載機能 など

イベント・セミナータイプが対応する業種例
・イベント
・フォーラム
・講習会
・セミナー
・パーティー
・ライブ
・展示会
・工場見学
・大学説明会 など

RESERVAのイベント・セミナータイプの活用事例こちら

Goope

画像引用元:Goope公式サイト

Goopeでは、イベント開催に特化した機能が搭載されています。イベントの名称、内容、価格、時間などを設定することによりGoopeで作成したホームページにイベント案内が表示されます。

イベント予約で利用できる機能
・参加希望者への自動返信メール
・ホームページへの表示
・予約確認機能

イベント予約機能が対応する業種例
・ワークショップ
・カウンセリング
・イベント
・体験レッスン など

サービスに適している人(両社比較③)

サービスごとに特徴や機能、適している人は異なります。ここでは、上記で比較したことを踏まえて、各サービスに適している人を解説します。

RESERVA

RESERVAは、2万社以上が登録している予約システムです。350業種の多種多様な企業や事業者に適している予約システムであることに加え、マニュアルが豊富でPCの操作が苦手な人でもかんたんに導入できるため、下記に当てはまる事業者に向いています。

・すぐに予約システムを導入したい
・最初は無料で豊富な機能を利用したい
・パソコンやスマートフォン操作に自信がない
・顧客に応じた細やかなサービスを提供したい
・時間に余裕を持った運営がしたい
・導入実績が豊富な予約システムを利用したい
・顧客が予約しやすいサイトを持ちたい
・オンラインレッスン導入の手間を省きたい など

Goope

Goopeは、ホームページの作成・運用を行うためのツールです。予約機能も搭載していますが、予約業務の効率化・自動化ではなく、ホームページ上に予約者に向けた予約の入り口を作るイメージです。Goopeは、以下に当てはまる事業者に向いているサービスです。

・個性を出したクオリティの高いホームページを作成したい
・すでにGoopeでホームページを作成していて、イベントの開催を考えている
・テイクアウト料理のオンライン予約を受け付けたい など

 

カスタマーサポート(両社比較④)

きちんとしたカスタマーサポート体制があることは、顧客における問題に対して迅速な解決につなげられます。各サービスのカスタマーサポートの充実性を比較したうえで、どちらのサービスを使用するかを検討しましょう。

RESERVA

Reserveのカスタマサポート体制は充実しており、専門スタッフが問い合わせに迅速に対応してくれます。

基本的にメール対応での問い合わせができ、エンタープライズプラン以上を契約している利用者であれば電話でのサポート対応を行っています。また、シルバープラン以上を契約している利用者であると、予約サイトの初期設定代行における代行もできます。

Goope

メールフォームでの相談に対応しており、営業時間内であれば気軽に担当者に相談ができます。しかし、電話サポートは受け付けておらず、担当者と直接話すことはできません。

 

利用可能のカードブランド(両社比較⑤)

サービスごとに利用可能のクレジットカードブランドが異なるため、それぞれの詳細を踏まえたうえで、各予約システムの導入を検討する必要があります。

RESERVA

RESERVAはオンライン予約時にクレジットカードで決済ができるRESERVAペイメントが利用可能です。VISA、Master Card、JCB、American Express、Dinner Clubのカードブランで決済ができます。

Goope

Goopeで利用可能なカードブランドは、VISA、Master Card、JCB、American Expressとなります。

 

予約システムのメリット

予約システム導入のメリットといえば、電話予約受付、紙台帳運用が解消され業務効率化が期待できます。この他にも、下記メリットが挙げられます。

・24時間365日、自動予約受付が可能
・無料であらゆる機能が使え、コスト削減できる
・自社独自の予約サイトとして運用可能
・金銭授受を解消するキャッシュレス、無人化運用で感染予防対策

画像引用元:予約DX研究所 記事

予約システム選定のポイント

総合型か専門型か

予約システムには、ホットペッパー、トレタなどの業界専門型の予約システムと、あらゆる業種に対応できる汎用性の高い予約システムがあります。選定の際にはここの違いを理解しましょう。今回紹介したRESERVA予約システムは、あらゆる業種に対応する汎用性の高い総合型予約システムであり、Goopeはホームページ作成特化した予約システムです。

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無料版があるか

導入してみて使い勝手が分からないと、その後のオンライン予約運用は進みません。まずは無料版、体験版で使用感を見て(UI/UX)お気に入りのシステムを見つけましょう。写真や画像の掲載枚数に制限があるのか、画像を入れるとどこに表示されるのか、など実際に使用して確認してみてください。

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機能の豊富さ

実際に予約システムを使用していると、使用前には見えてこなかった要望が次々と出てきます。初めのうちはシステム理解に精一杯ですが、慣れてくると物足りなさを感じるかもしれません。初期の段階で機能数、機能性の部分が豊富にあるシステムを選ぶことはその後継続して利用するうえでは重要です。

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運営事業会社の信用度

予約システムを長く使い続けたいと思っていても、開発運営をする会社が廃止された場合、サービスは停止されてしまいます。新型コロナワクチン接種を機に多く誕生した予約システムですが、サービス終了、企業買収などがあった際には大きくサービスが変わったり、価格が跳ね上がったりすることがあるかもしれません。 情報漏洩など過去に事故がないか、顧客データを扱う上で安全性は保たれているか、サービスを使用している企業数や業種、こうした点はしっかり見ておくべきでしょう。

最後に

以上、RESERVAとGoopeの比較記事でした。欲しい機能や利便性に応じて予約システムを選ぶと、業務の効率化や集客率アップの効果を感じやすいです。予約システムの導入を検討している人は以下の記事も参考にしてみてください。

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